マンガ・イラスト
イラストを仕事にしたい! おすすめのお仕事を8つ選んでみた!
「イラストでお金を稼ぎたい!」「大好きなことを仕事にしたい!」そう思ったことはありませんか? 今回は、そんなあなたに向けてイラストに関連する仕事を8つ厳選しました。この中から、気になる仕事を見つけてみてください。
【目次】
①イラストに関連する仕事「イラストレーター」「メディカルイラストレーター」「画家」
②マンガに関連する仕事「マンガ家」「マンガ家アシスタント」
③デザインに関連する仕事「グラフィックデザイナー」「キャラクターデザイナー」
④その他の仕事「アニメーター」「絵本作家」
⑤まとめ
<①イラストに関連する仕事「イラストレーター」「メディカルイラストレーター」「画家」>
まずご紹介するのは、目指す人が多いことでも知られる「イラストレーター」です。依頼された内容のイラストを描き、納品します。イラストが使用されるシーンはWeb、雑誌、商品パッケージ、SNS、広告、ゲームなどさまざまです。自分が描きたいだけでなく、クライアントの意向をくみ取ってイラストを完成させなければならないことも多いです。なお、活動を通して固定のファンが付いた場合は、個展などを開催できるケースも少なくありません。ちなみに、フリーのイラストレーターとして活躍するほか、企業に所属する会社員イラストレーターを選ぶという選択肢もあります。
同じイラストレーターでも、医療分野に特化した「メディカルイラストレーター」という仕事もあります。医療関連の書籍や取扱説明書などに掲載されるイラストを描く仕事であり、情報を正しく伝えることや分かりやすさを意識することが重要です。今後の医療の発展に自分のイラストが役立つという大きなやりがいが感じられるでしょう。
自分が描きたい作品を重視したいなら、「画家」という選択肢もあります。自らが制作した作品を売ったり、作品を依頼されたりすることで生計を立てます。著名な画家になることで多大な収入や名誉を獲得することも可能ですが、そのためには自分ならではの世界観を確立し、一定の評価を得ることが求められるでしょう。
<②マンガに関連する仕事「マンガ家」「マンガ家アシスタント」>
続いて、イラストとも強く関連するマンガのお仕事を取り上げます。「マンガ家」は、その名のとおりマンガや掲載作品のイラストを描くことが仕事です。多くの場合は出版社と契約を交わし、雑誌やWeb媒体でマンガ作品を発表します。場合によっては、アニメ化や実写化などをはじめとしたメディアミックスがおこなわれることもあります。人気作や長期連載作品を世に出すことができればマンガ家としての知名度も上がり、より多くの収入を得ることができるでしょう。
そんなマンガ家の連載作品を支える仕事が「マンガ家アシスタント」です。マンガの完成を締め切りに間に合わせるためにはマンガ家1人の力ではリソースが足りないため、アシスタントの力が必要になります。具体的な仕事内容は、背景、小物、モブ人物、効果線などの描画、ベタ塗り・消しゴムかけ・トーン貼りなどの作業などです。最近は、リモートで業務を担当することも増えているようです。アシスタントを経てマンガ家にステップアップする人もいれば、専業アシスタントとしてスキルアップしていく人もいます。
<③デザインに関連する仕事「グラフィックデザイナー」「キャラクターデザイナー」>
次に紹介するのは、イラストが得意な人にもおすすめしたいデザインに携わるお仕事です。「グラフィックデザイナー」は雑誌、広告、商品、看板などさまざまな媒体に使用するデザインを制作する仕事であり、クライアントとの細やかなコミュニケーションなども求められます。グラフィックデザイナーの中にはいくつかの種類があり、扱うデザインによって「Webデザイナー」「ゲームデザイナー」「CGデザイナー」などに分けられることもあります。
キャラクターのデザインを担当する「キャラクターデザイナー」は、そんなグラフィックデザイナーの一種であり、ゲームやアニメ作品などに登場するキャラクターのデザインをおこなう仕事です。平面のデザインだけでなく、3Dモデリングのスキルが求められることもあります。
<④その他の仕事「アニメーター」「絵本作家」>
イラストが好きな方に適性があるお仕事といえば、アニメーションの作画に携わる「アニメーター」も外せません。制作する絵は、原画と動画の2種類に分かれます。アニメーションの制作現場では、動きの基本となるベースの絵を「原画」といい、動きを表現する間の絵を「動画」といいます。基本的に原画は、経験を詰んだアニメーターが担当することが多く、新人は原画と原画のつなぎとなる動画を担当することが多いようです。
「絵本作家」も、イラストのスキルを発揮できる仕事の1つです。文章は執筆せずイラストのみを担当する絵本作家も存在し、分業制で作品を作ることも可能なので、物語作りに自信がない人でも大丈夫です。多くの読者に受け入れられるためには、子どもにとって親しみやすい作風を意識することが求められます。
<⑤まとめ>
イラストレーター、マンガ家、グラフィックデザイナー、アニメーターなど、イラストの能力を役立てられる仕事は多数存在します。フリーランスで活動する仕事も多いため、自分の力で仕事を獲得するためのスキルは必要ですが、若いうちからしっかりと勉強を重ねればきっと問題はないはずです。高校生のうちから「イラストに関連する仕事に就きたい」と強く思っているなら、イラストの専門学校に通ってスキルを磨く方法はいかがでしょうか。就職に役立つ知識や情報も得られるため、あなたの未来につながるサポートが受けられますよ。まずは、気になる学校の資料請求から始めてみてくださいね。