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イラストレーターに向いている人ってどんな人?特徴を5つ紹介
イラストレーターは雑誌やポスター・商品など、さまざまなものに使われるイラストを描く仕事です。「イラストレーターになりたい!」と思っている人の中には「自分はイラストレーターに向いているのだろうか?」と不安を抱えている人もいるかもしれません。
この記事では、イラストレーターに向いている人の特徴を5つ紹介しています。自分に当てはまる部分があるかどうかチェックしてみてくださいね。
【目次】
①絵を描くことが好きな人
②絵にオリジナリティーがある人
③コミュニケーション能力がある人
④柔軟性がある人
⑤創造力がある人
⑥まとめ
- 絵を描くことが好きな人>
イラストレーターの仕事は、絵を描くことが好きという強い気持ちがある人に向いています。趣味や遊びではなく仕事として絵を描き続けるためには、中途半端な気持ちでは成立しません。「絵を描くことは得意だけど、仕事にするほど好きかどうか分からない。」という人は、自分の過去を振り返ってみるとよいでしょう。「子どもの頃から絵を描くのが好きだった。」「時間を忘れて絵を描いたことがある。」といった経験がある場合は、イラストレーターに向いている可能性があると言えます。他にも「美術の授業が好きだった。」「絵のコンクールで入賞したことがある。」など、絵に関する出来事を思い出しながら自分がどれくらい絵を描くことが好きなのか向き合ってみるのもいいですね。
- 絵にオリジナリティーがある人>
イラストレーターは絵が上手いかどうかよりも、オリジナリティーのある絵が描けるかが求められる仕事でもあります。今、活躍しているイラストレーターの絵を見てみると、一目見ただけでこの人が描いた絵だな、と分かるオリジナリティーがありますよね。数多くのイラストレーターの中から「この人にイラストを描いてもらいたい」と思ってもらうには、印象に残りやすい個性が光る絵を描く必要があるのです。
オリジナリティーのある絵を描くためには、自分の絵の強みはどこなのか、どうすれば他の人の絵と差別化できるかなど、自分の絵をしっかり研究してみるとよいでしょう。絵のタッチを変える、画材道具を変える、彩度を調整するなど微調整を重ねていけば「これだ!」と思える自分だけのオリジナリティーあふれる絵が生まれるかもしれません。
<③コミュニケーション能力がある人>
イラストレーターと聞くと、部屋で一人黙々と絵を描いている姿を想像するかもしれません。しかし実際は、依頼主の要望を引き出したり、時には自分のイラストの魅力をプレゼンしたりと人と話す機会が多くあります。どんなに素晴らしいイラストが描けても、それを売る力がなければ仕事として成立させるのは難しいですよね。仕事を獲得し、イラストレーターとして活躍し続けるためには最低限のコミュニケーション能力が必要なのです。
「人と話すのが苦手」という人も、言葉遣いや挨拶・礼儀など基本的なコミュニケーション能力があれば大丈夫です。「絵さえ描けたらいいだろう。」という気持ちではなく、依頼主に寄り添い、絵にも人にも丁寧に向き合うことを心がけましょう。
<④柔軟性がある人>
イラストレーターの仕事をしていると、依頼主から「修正してほしい。」「もっとこうしてほしい。」とリクエストされることがあります。時には納期ギリギリの変更や、方向性そのものを変えてほしいという少々無茶な要望もあるでしょう。「もう断ってしまいたい!」と思うこともあるかもしれません。そんなときでも最初から「それは無理です。」と断るのではなく、頭を柔らかくしてできる限り作品を完成させる力が大切です。もちろん理不尽な修正はきっぱり断る必要がありますが、よりよい作品を作るために必要な要望ならば、柔軟性を持って対応しましょう。さらに「これは無理ですが、これならできますよ。」などと提案ができると、自分も依頼主も気持ちのいい仕事ができますね。依頼主それぞれに細やかな要望があるということを頭に入れ、なるべく柔軟に対応できるようにしておきましょう。
<⑤創造力がある人>
先述したように細やかな修正を求めてくる依頼主がいる一方で、ふんわりしたイメージでイラストを発注してくる依頼主もいます。「何となくこんな雰囲気で」とざっくりした発注をされてしまい、どうすればいいのか分からないというケースもあるでしょう。そこで必要になるのが創造力です。「何となく」と言われたからと適当に済ませるのではなく、依頼主がどんなイラストを求めているのかしっかりイメージを膨らませて形にしなければなりません。創造力を鍛えるには色々な作品に触れたり、他の作品を見て吸収したことを自分の絵に落とし込んでみたりと、インプット・アウトプットの経験が重要です。引き出しを増やして「こんなのはどうですか?」と自分から提案できるようになるといいですね。
ざっくりとした要望でも自分の思い通りの絵を描いてくれるイラストレーターは重宝され、将来的に仕事の拡大にもつながるかもしれません。
<⑥まとめ>
イラストレーターは、絵心だけではなくコミュニケーション能力や柔軟性、想像力などが求められる仕事です。また絵を描くのが好きな人やオリジナリティーのある絵が描ける人もイラストレーターに向いていると言えるでしょう。一気に全てのスキルを獲得するのは難しいですが、オリジナリティーを追求しつつ、依頼主の要望にも答えられるよう精神面も磨いていけるといいですね。本格的にイラストレーターを目指したい人は、専門学校でイラストを学ぶのもおすすめです。皆さんがイラストレーターとして活躍できることを祈っています!
イラストレーターを目指したい!けど...
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