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高校生のゲーム課金事情って?平均金額はいくら?
「高校生の平均課金額っていくらなの?」と気になったことはありませんか? この記事を読めば、高校生のゲーム課金事情を学べるはずですよ。ゲームが好きな人は、ぜひ読んでみてください。
【目次】
①高校生はいくらゲームに課金しているの?
②課金ゲームの特徴とは?
③ゲームが好きならゲーム業界で働いてみよう
④ゲームマニアにおすすめの仕事を紹介
⑤まとめ
<①高校生はいくらゲームに課金しているの?>
「もっとレアなアイテムがほしい!」「たくさんガチャを引きたい!」と思い、ついゲームに課金してしまう人もいますよね。いったい世の中の高校生は、月にいくら課金しているのでしょうか。
SMBCコンシューマーファイナンスの調査「10代の金銭感覚についての意識調査2022」によると、高校生の平均課金額は2,506円という結果でした。このデータは、前回調査と比べると817円の増加となっています。ちなみに大学生等の平均課金額は2,750円であり、高校生と大学生等の間に大幅な差は見受けられませんでした。
なお、ゲーム課金をしているかどうかの回答は、以下のような結果になりました。
【高校生】
「している」:16:4%
「していないが、したいと思う」:22.5%
「していないし、したいと思わない」:61.1%
【大学生等】
「している」:9.0%
「していないが、したいと思う」:15.5%
「していないし、したいと思わない」:75.6%
大学生等と比べて、高校生の方が課金している人の割合が高いことがわかります。
参照:SMBC コンシューマーファイナンス調べ「10代の金銭感覚についての意識調査2022」
<②課金ゲームの特徴とは?>
ゲームに課金している高校生は一定数存在することがわかりました。それでは、どうしてユーザーはゲームに課金したくなるのでしょうか。ここでは、その心理について紐解いていきます。
一般的なゲームのガチャでは、ユーザーがほしいアイテムは簡単に排出されないようになっています。しかし、イベントで上位にランクインするためには、ガチャでレアアイテムを引かなければならない...という状況も少なくありません。「ほかのユーザーよりも自分が上であることを示したい」「ランキングで上位に入りたい」という心理が刺激されることによって、ユーザーは課金を続けてしまうのです。
これに加えて、「これまでに課金してきた金額や注いできた労力を無駄にしたくない」という心理から、ゲームをやめられなくなってしまうという要因もあります。
多くの負債を抱え込んでしまう人も存在するため、ゲーム課金は自分が支払える範囲内で計画的に行うことが大切です。
<③ゲームが好きならゲーム業界で働いてみよう>
課金するほどハマっているゲームがあるなら、ゲームをプレイするだけでなく「ゲームを作る仕事」に携わってみてはいかがでしょうか。
ゲーム制作に携わることで、「自分が作ったゲームをユーザーがプレイしてくれる喜び」を感じることができるのです。場合によっては、外国のユーザーにまで自分の作品が届いたり、世界中でヒットを記録したりすることもあります。今自分がゲームを楽しんでいるのと同じように、誰かをゲームで楽しませることができるかもしれません。
また、「ユーザーの生の意見が聞けること」もゲーム業界の醍醐味です。SNSや口コミサイトを通じて、ユーザーの感想や意見をチェックできます。自分の仕事が誰かの役になっていることを実感できるため、大きなやりがいを感じられるでしょう。
<④ゲームマニアにおすすめの仕事を紹介>
ゲーム業界にはさまざまな職種が存在します。ゲーム好きな高校生におすすめしたい仕事をいくつか紹介するので、参考にしてくださいね。
・ゲームプランナー:ゲームのストーリーや世界観などを考え、企画をまとめる仕事。企画立案などのほか、ゲーム販売後の集計や分析業務も担当する。
・ゲームプログラマー:仕様書をもとにゲームのプログラミングを行う仕事。ゲームエンジニアとも呼ばれる。
・ゲームデザイナー:キャラクター、エフェクト、背景、演出など、ゲームのビジュアル面をデザインする仕事。
・シナリオライター:ゲームの脚本やキャラクターのセリフを考える仕事。
・サウンドクリエイター:ゲームで使用するBGMや効果音を作る仕事。データ化に必要なプログラミングスキルも求められる。
・デバッガ―:ゲームプレイ中にバグが発生しないか確認する仕事。バグを見つけた場合は報告する。
・ゲームディレクター:ゲームの開発現場をまとめる仕事。スケジュール管理や作業の指示などを担当する。
・ゲームプロデューサー:ゲームの制作プロジェクトを統括する責任者。予算管理やマネジメント業務を実施する。
このような仕事に就くには、専門学校や大学で専門的なスキルを身につけるといいでしょう。就職実績が豊富な学校を選べば、今後のキャリアにもつながります。
<⑤まとめ>
高校生の平均課金額は2,506円でした。課金するほどゲームが好きなら、ゲーム業界で働いてみてはいかがでしょうか。専門学校で経験を積み、「ゲームプランナー」や「ゲームプログラマー」などの職種を目指してみましょう。きっと、ゲーム好きならではのやりがいを感じられるはずですよ。
参照:SMBC コンシューマーファイナンス調べ「10代の金銭感覚についての意識調査2022」