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日本初!e-Sportsを題材にした映画『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』が3月8日公開
日本で初めてe-Sportsを題材にした映画『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』が、3月8日(金)より公開されました。
俳優の奥平大兼さんと鈴鹿央士さんがW主演する本作は、徳島県の高等専門学校を舞台に、男子学生たちがe-Sportsの大会に挑む姿が描かれています。
この記事では映画『PLAY!』をこれから見たいと思っている人や、e-Sportsに興味がある人に向けて、映画のストーリーやモデルとなった学校、見どころなどを解説しています。
ぜひ、本記事を読んで映画『PLAY!』を見に行ってみてくださいね。
【目次】
①映画『PLAY!』のストーリーは?
②映画『PLAY!』のモデルは実在する高等専門学校の生徒!
③映画『PLAY!』の個性豊かな登場人物にも注目
④映画『PLAY!』の見どころは「e-Sportsの魅せ方」
⑤まとめ
<①映画『PLAY!』のストーリーは?>
映画『PLAY!』の舞台は徳島県の高等専門学校。クラスの人気者・翔太と、翔太の先輩で天才ゲーマーの達郎、そして人数合わせで声をかけられた亘の三人が、チーム・アンダードッグスとして、e-Sports「ロケットリーグ」の全国高校生大会に出場することに。
最初はバラバラだった三人が次第に息を合わせ、東京での決勝戦を目指す姿はまさに"青春。学年も性格も違う彼らがe-Sportsに夢中になり、全力で"PLAY"する姿が描かれています。
企画・プロデュースを手掛けたのは、ゲーム界のレジェンドと称されるマルチクリエイター・広井王子さん。ゲームを知り尽くした広井さんが創り上げる、日本初のe-Sports映画に期待が高まります。
<②映画『PLAY!』のモデルは実在する高等専門学校の生徒!>
映画のモデルになっているのは、徳島県にある阿南工業高等専門学校の生徒たち。阿南高専にはe-Sports研究会というクラブがあり、これまで何度もe-Sportsの大会に出場しています。
そこに目を付けたのが、本作企画・プロデュースした広井さん。昨年9月21日に幕張メッセで開催された「東京ゲームショウ2023」では映画の完成を記念したスペシャルトークショーが行われ、映画が完成するまでの秘話を語っています。
広井さんは「モデルとなった阿南高専の選手のなかには、不登校の生徒がいました。でも、ゲーム大会に出場するためにはメンバーが必要です。そのメンバーを集めるために学校へポスターを貼りに行かなければいけない。そのために、学校に行くんです」と、不登校の生徒のエピソードがきっかけで、e-Sportsが映画の題材になると確信したのだといいます。
広井さんはモデルとなった生徒に話を聞きながら映画制作を進め、撮影も阿南高専で実施。50人以上の生徒がエキストラとして参加し、生徒一丸となって『PLAY!』に想いを込めました。
<③映画『PLAY!』の個性豊かな登場人物にも注目>
映画の主演を務めるのは、俳優・奥平大兼さんと鈴鹿央士さん。奥平さんが演じるのは、金髪にピアスというヤンチャな見た目が特徴的な二年生・翔太。奥平さんは2020年公開の映画「MOTHER」でデビューし、その後も話題のドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」(2023)に出演するなど今勢いのある若手俳優の一人です。e-Sportsにのめりこみ成長していく翔太を、どのように演じるのか楽しみにしている人も多いでしょう。
そしてもう一人の主人公・達郎を演じるのは、「六本木クラス」(2022)、「silent」(2022)などヒット作への出演が相次ぐ鈴鹿央士さん。チームを引っ張る天才ゲーマーという役どころを、熱量高く演じています。
そして二人と共にe-Sportsに挑戦する亘を、俳優・小倉史也さんが好演。ゲームよりもVTuber・"胡桃のあ"に夢中の亘が、どうチームに溶け込んでいくのか楽しみです。
その他にも、山下リオさん、花瀬琴音さんなど注目の若手俳優も出演しており、三人の活躍を見守ります。
10代という多感な時期の少年少女を繊細に演じながら、e-Sportsへの"熱"を全身で表現するキャスト陣に注目です。
<④映画『PLAY!』の見どころは「e-Sportsの魅せ方」>
映画『PLAY!』の見どころは、なんといっても"e-Sports"の描かれ方でしょう。受験やスポーツを題材にした作品が多い中、ゲームとスポーツが融合したe-Sportsが題材になった作品は『PLAY!』が初めてです。
主人公たちが画面を通じてつながる様子を、さらにスクリーンという画面に映し出し、表現するのは難しかったはず。e-Sportsの魅力をどのように伝えるのか、ただのゲームではなくスポーツとして真剣に取り組む姿をどう見せるのか気になるところですよね。
未来ある若者たちにe-Sportsの魅力を伝えることができれば、プレイ人口が増え、大会も増え、今以上にe-Sportsが盛り上がることでしょう。
実在する学校がモデルになっているため「学生でもe-Sportsにチャレンジできるんだ」と将来に希望を抱く人や、映画を見て初めてe-Sportsを知る人も多いと思います。
『PLAY!』は、e-Sportsを"知る"という大きな一歩をアシストしてくれる、そんな映画に違いありません。
<⑤まとめ>
日本で初めてe-Sportsを題材にした映画ということで注目を集めている『PLAY!』。映画が好きな人、出演俳優が好きな人、e-Sportsに興味がある人、ゲームを学びたいと思っている人...どんな人がどんなきっかけで見ても楽しめる、そしてe-Sportsを好きになる、そんな映画なのではないでしょうか。
スクリーンで『「PLAY!』を見た方が、e-Sportsへ興味を持ち、将来への一歩を踏み出してくれることを願っています。