タレントの仕事を知ろう！

タレントは、普段私たちが目にするテレビ番組を盛り上げる職業です。有名タレントと言えば、タモリさんやローラさん、明石家さんまさんなど様々な方の名前が思い浮かびあがると思います。一見華やかに見える職種ですが、実際はどのような仕事なのでしょうか。

タレントとは？

タレントは、テレビやビデオ番組などに出演して人を楽しませる仕事です。また、活躍の場は広く、テレビなどのメディアに限らず、企業のトークショーやパーティーなどに参加することもあります。
芸能人としてひとくくりにされがちな俳優や歌手業とは違い、タレントは圧倒的な個性や秀逸なトークで番組を盛り上げる仕事です。タレントとしての才能が認められると、ゲスト出演だけでなく、番組の司会など重要な位置にたって、番組自体を進行する役を務めることもあります。
仕事の内容についてですが、基本的には構成作家が作った番組の道筋をもとに行うことがほとんどです。何度も打ち合わせを行い、構成に沿って、トークで番組を盛り上げます。

タレントになるには？（必要な資格・スキル）

タレントになるには、芸能事務所に採用されて仕事につくのが一般的です。こうした働き先では、芸能系の養成所や専門学校卒業者が多く働いています。また、まれに芸能事務所からスカウトされてタレントになるケースもあります。
タレントになるには、必要な資格はありません。しかし、移り変わりの激しい芸能界でタレントとして働き生き残っていくためには、圧倒的な個性とトーク力が大切です。タレントとして働こうと思ったら、まずは自分の個性について知り、どのように活かせるか考える必要があります。そういった、タレントとして働くための素質や自分の魅力を引き出してくれる場所として、養成所や専門学校などで経験を積むのも良いでしょう。

タレントの年収は？

タレントの年収については、所属する事務所によっても違いますが、どういったものに出演するかによっても随分異なります。まず、事務所については月給制を設けているところもあれば、歩合制でタレントと事務所の取り分が決まっているところもあるなど、さまざま。
タレントになれたての頃は、芸能事務所もタレントを売るのに多額の出費が掛かっていることから、アルバイトなど兼業しないと生活ができないということもザラです。しかし、人気タレントとなってテレビでも引っ張りダコとなり、かつ出演年数も長くなると番組1本における出演料も高くなっていきます。人によっては、何千万、何億の年収を稼ぐこともあり、夢のある仕事です。

タレントの求められる人物像は？

タレントが活躍するテレビ業界は、移り変わりが激しく、タレントして生き残るのは厳しい世界です。そのため、デビューし活躍するには、向上心に満ちた人物が求められます。
また、俳優などとは違い決められたセリフを言うのでなく、その場の雰囲気に合わせて進行していかなくてはなりません。番組を盛り上げるためにも、機転が利くという点も大切になります。