名脇役に見られる3つの特徴

名脇役に見られる3つの特徴

ドラマや映画の名作品にはほとんどといってもいいほど、素晴らしい脇役が存在します。脚光を浴びるのは、どうしても主役になりがちですが、この脇役が作品自体を名作に引き立てている場合も往々にしてあります。今回はこの名脇役に見られる特徴についてみていきます。


嫌みのないキャラクター

名脇役と呼ばれる人は、数多くの作品に出演しています。その分お茶の間への露出回数も多くなるわけですが、何度も何度もテレビに出てきても受け入れられている理由は、彼らのキャラクターに嫌みがないからです。俳優の中には良くも悪くも主張・個性が強く、押し出しの強い方が数多くいらっしゃいます。その強すぎる個性故に、演出の幅も決まってしまうこともありますね。しかし、名脇役と呼ばれる人の多くは独特の存在感を放ちつつも、個性自体はくどくなりすぎないという特徴を持っています。そのためあらゆるキャラクターに適応して、出演作品も多くなる傾向にあります。


確かな存在感

名脇役は「あの俳優の人、名前とかはよく分かんないけど最近色んなところに出てるよな」というようなになんとなく記憶に残っているということも少なくありません。あくまで脇役としての出演なので、テレビに映る時間自体はそんなに長くないはずなのですが、多くの人に認知してもらえるのは「確かな存在感」があるからと言えるでしょう。

セリフ自体は少ないものの、そこにいるだけで独特の存在感を放ち空気を変えてしまう、それが名脇役の持つ特徴です。もしくは、少ないセリフが物語のキーとなるような仕事をすることもあります。


奇抜なエピソード

名脇役の人が独特の存在感を放っている理由は、彼らの今までの経験が元になっているのかもしれない、そう思わせるほど、名脇役の人には奇抜なエピソードを持っている人が多いです。ドラマにも引っ張りだこの名脇役の方が、その道に進んだ理由は、「暗くて後ろ向きな自分を変えたかったから」といった方もいます。他にも、女性に大人気の俳優さんでも一風変わったエピソードの持ち主の方もいらっしゃいます。浪人時代のクリスマス、親友と一緒にクラスのマドンナだった女の子の家の前で、彼女の部屋の電気が消えるまで見守っていたそうです。

いずれのエピソードに共通することは、その行動に意思を感じることですね。名脇役として活躍する方は、何かしらの信念が強い方なのかもしれません。


    

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