声優にまつわる様々な人数

声優にまつわる様々な人数

アニメやゲーム、インターネットの普及により、声優という職業が身近になり、声優を目指す人も増えてきています。また2016年6月の13歳のハローワーク公式サイトでは、人気職業ランキングで30位となっており、弁護士や、歌手、アナウンサーなどよりも人気の職業となっています。ここではその声優にまつわる人数の数字についてお話ししたいと思います。


日本の声優の人数

声優名鑑によると、2000年代初期には女性声優の人数は225名で男性声優が145名でした。しかし、2015年の声優名鑑では女性が692名、男性が500名と男女共に急激に増え、声優人気をうかがうことができます。昔と比べると約3倍から4倍ほど声優人口は増えていますが、これは声優名鑑にのっている人たちだけで、アマチュアの声優なども合わせると、さらに声優の人数は多いと考えられます。また声優を目指している人たちは30万人もいると言われてり、声優の人気はとどまることを知りません。


ヒロイン役としてデビューする声優の人数

ヒロイン役になるということは、話題性もありますし、今後の仕事が増える可能性もあります。2015年の調査では、キャリアが1年目から5年目で初めてヒロイン役に抜擢される人数は36名、6年目から10年目のキャリアの方が14名、11年目~15年目になると6名、16年目以降は5名となっています。

この数字を見ると、ヒロインという大役を初めて任されるのは、若手のうちといったことが多いことですね。もちろん若手の声優志望者が増えている現状もありますが、若手でもチャンスがあるということがこの数字から理解できます。ヒロイン役になるためには、長い月日がかかるのではと心配するのではなく、オーディションたくさん受け、チャンスをものにしていきましょう。


作品の登場人物の人数と声優の人数は比例しない

作品に何人くらいの声優が出演できるのかも気になりますよね。もちろん、アニメなどは出演する登場人物の人数によって、出演できる人数も変わってきますが、実は、ひとつのアニメでも一人が二役こなすということもあります。例えばワンピースの劇場版アニメ「ワンピースフィルムゴールド」では、コロッケさんが、ジミーマイヤーズと赤目フクロウ、古田新太さんがケント・ビーフJr.とポークの二役を演じています。あらゆる声を出すことができる声優は、二役を演じることも多くあり、登場するキャラクターが多いからといって、声優の数が多くなるとも言えないのが、現在のアニメの現状です。


    

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