ヌードクロッキー?!年8回、ゲームのグラフィック専攻ではやるって本当?!
- ゲームカレッジ
2014年06月07日(土)
ヌードクロッキー
ヌード
てブログを書いている私も初めはびっくりしたのですが
ゲーム学科のグラフィック専攻では
ヌードクロッキーを行います
なんとヒューマンアカデミー
年に8回もあるんです
え、まずヌードクロッキーが何かって
素早くモチーフを把握して、細かいところににとらわれずに
体の大きな流れを描くことです
“デッサン”とどう違うかって
“デッサン”とは
対象物の観察にじっくりと時間をかけ、
線だけの表現だけでなく、陰影もつけリアルに表現すること
ヒューマンアカデミーの学生も、
週に1回
朝1限目の9:20から5限目が終わる18:10まで
“デッサン”やります
すごいなー
それに対して、“クロッキー”は
1、2分という時間で
「五感」から入る情報を一瞬のうちに脳で処理した上で
腕、指、鉛筆へと伝えていき、描き上げること
なぜ、そのクロッキーが必要かって
人体の基本的な組み立てがどうなっているか
また、筋肉や骨の構造がどうなっているのか
「五感」でしっかりと理解する為です
その中でも、ヌードだと
衣服を着けているときには見えづらい体の構造
などがよく分かりますよね
胴体から首がどんな角度でついていて
その上に頭がどのようについているか
その他の体のパーツの付き方や動き方はどうなっているのか等々
たまに、「ゲームだからパソコンを扱えればいいんじゃないの?」
と質問されるのですが、大間違い
ゲームで絵を描くグラフィッカーになるためには、
絵を描く基礎基本のデッサンが
超超超超超重要なんです
ゲームのキャラクターやデザイン、その動きを見てたら
まぁ分かりますよね…
その為に、ヒューマンアカデミーでは
年間で8回のヌードクロッキー以外に
動物園や植物園でクロッキーします
これでもか…ていうほど描きます
描いて描いて描いて、描きまくります
ていう、ちょっとしたプチ知識&ゲームのグラフィック専攻の授業風景でした
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