大人気イラストレーター望月けいさんライブペイント&添削会
- マンガカレッジ
2020年06月01日(月)
こんにちは!総合学園ヒューマンアカデミー京都校です!
FGOのキャラクターデザインなどを手掛ける大人気イラストレーター、
望月けいさんのライブペイント&添削会が先日開催されました!!
望月さんの登場前からチャットは大盛り上がり!(^^)!
視聴者からの熱狂的なコメントや質問が次々と寄せられていました。
ライブペイントの完成イラストはこちら↓↓↓
これができるまでの過程を、①線画、②構図、③着彩に分けてレポートしようと思います!!
① 線画
やや丸めの簡単なアタリを描いたかと思うとすぐに書き始め・・・
迷いのないペンの運びで、下書きからすでに上手い!
きっとライブペイントを見ながら同じ絵を模写していた視聴者もいるのではないでしょうか??
(ちなみに筆者は画面を見ながら模写を試みていました(笑))
ペンを休ませることなく視聴者からの質問に答えていく望月さん。
「線の隙間が好き」という言葉が、一本も無駄な線を描かない望月さんならではのお言葉で印象的でした!
②構図
1. 視線誘導
絵を見る人が、顔→手→体の順番に目が行くようにしている。
(女の子の顔を一番最初に見てほしいという思い!)
2. キャラ作り
口を隠す手でミステリアスな雰囲気をプラス。
オーバーサイズのジャケットとチラっと見える肩でか弱さプラス。
3. 余白
この絵は正面の構図ですが、あえて右側に余白を作って、キャラが首をかしげているように見せる。
③ 着彩
色彩に統一感があり、おしゃれだと評価の高い望月さん。
視聴者の質問の中で最も多かった質問も、望月さんの「色」へのこだわりについてでした。
まずはジャケットの色を、望月さんのお気に入りの色だという、エメラルドグリーンにします。
次は背景を何色にするか・・・
カラーサークルの真逆にある色を使うとコントラストがキツくなるので、敢えて少しずらした赤を選択!
かなり印象が強くなりました(゜o゜)
二つの色がケンカした場合、望月さんは青系の彩度を落とすようです。
そして、せっかく背景に強い色を使っているので、背景だけではなく爪に同じ赤色を入れて統一感をプラス。
それからもう一色を髪のインナーカラーに。
こちらも彩度や明度を落として絵に統一感を生み出します。
あとは、目にも赤を入れ、肌も赤っぽい白にして・・・
望月けいさんらしい「白黒+3色」の統一された色彩が出来上がりました!!
質問に答えながら、司会者とお話をしながら描いて約一時間。
望月さんが一枚描き上げるのに考えていることを事細かく知れて、
ファンだけでなく多くの絵描きにとって内容の濃い一時間になりました(*ノωノ)
続く添削会では、視聴者から事前に寄せられて作品たちの中から11作品を取り上げ、
一つ一つ添削を行ってくださいました。
何より驚いたのは、一つ一つの絵に対して望月さんなりの解釈があり、ストーリーを想像されていたということ。
絵に対する情熱がより一層伝わってきました!
また、ご自身とは作風が異なる絵に対しても的確なアドバイスをされていて、
いろいろな作風の絵描きにとって勉強になる時間だったのではないかと思います
残念ながら、今回の11作品に選ばれなかった作品も、
後日コメント付きで帰ってきますのでご心配いりませんよ!!
望月けいさん、ありがとうございました!
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