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気になる!声優の演技がスゴすぎるアニメ4選

10-03.jpg声優がハイレベルなことで知られる、アニメ作品を見たくありませんか? この記事を読めば、声優の演技力がすさまじいアニメの代表作がわかります。アニメ好きな人は、ぜひご覧ください。

【目次】

➀キャストがあまりに豪華すぎる「銀河英雄伝説」

➁キャラの声の変化が楽しめる「昭和元禄落語心中」

➂1人で幅広い世代を演じきる!「東京レイヴンズ」

④早口はもはや神業「四畳半神話大系」

⑤まとめ

①キャストがあまりに豪華すぎる「銀河英雄伝説」

日本SFアニメの代表作でもある「銀河英雄伝説」は、出演している声優が全員豪華すぎることで知られています。1988年から2000年にかけて制作され、2018年にはキャストを変えてリメイクもされました。その声優のレベルの高さは、「銀河声優伝説」と呼ばれているほど。全キャラクターが600名以上存在するうえ、そのほとんどを1人1役で担当しているため、担当する声優の数が膨れ上がった結果、日本の名声優たちがほぼ全員出演することとなった有名作品です。1980年代のSF小説が原作となっており、未来の世界で巻き起こる戦争が描かれています。皇帝・貴族側の銀河帝国と、民主主義側の自由惑星同盟が戦う姿は、多くのファンの心を熱くさせました。銀河帝国側の主人公、ラインハルト・フォン・ローエングラム役は「ドラゴンボール」シリーズ・ベジータ役の堀川りょうさん、自由惑星同盟側の主人公、ヤン・ウェンリーを「タイガーマスク」伊達直人役の富山敬さんが演じています。このほかのキャストも、森功至さん、若本規夫さん、大塚周夫さん、堀内賢雄さん、山寺宏一さん、森川智之さん、石田彰さんなど、日本を代表する声優陣が勢ぞろいしている様子は圧巻です。名声優たちの熱演がたっぷり堪能できる「銀河英雄伝説」は、アニメ好きなら見ておいた方がいいでしょう。

【https://ginei.club/infoDetail.php?iKey=710】

②キャラの声の変化が楽しめる「昭和元禄落語心中」

声優の驚くべきスキルを体感したいなら、2016年と2018年にアニメ化された「昭和元禄落語心中」がおすすめです。NHKでドラマ化もされた本作は、落語の世界を戦前からバブル期まで追った物語。落語という独特の世界を美しく描いた作品は原作も大人気ですが、アニメの素晴らしいところは「キャラクターの成長に合わせた落語の演技」が楽しめるところです。全キャストの演技が魅力的ですが、やっぱり落語家・八雲を演じる石田彰さんの演技には目を見張るものがありました。時代が変わっていくにつれて、キャラクターの加齢とともに声がどんどん変化していく姿は、まさにプロの仕事だといっていいでしょう。作品全体のリズム感も落語をほうふつとさせる雰囲気が広がっており、作品内に登場する落語そのものもハイレベルな内容ばかり。与太郎役の関智一さんは落語経験者であり、石田さんも落語好きであるため、本物の落語家と聞き間違えそうなクオリティの高さには驚くこと間違いなし。アニメ好きはもちろんのこと、落語好きにもぜひ視聴してもらいたい名作です。

【http://www.rakugo-shinju-anime.jp/】

③1人で幅広い世代を演じきる!「東京レイヴンズ」

人気ライトノベルをアニメ化した作品「東京レイヴンズ」も、声優の演技力を目の当たりにできます。陰陽師が活躍する世界を舞台にしており、過去と現代を結びつけながら進んでいく物語には、熱心なファンが大勢存在する本作。陰陽道の歴史にも触れているので、該当分野に興味がある人も楽しめるでしょう。もちろん主人公たちの演技も素晴らしいのですが、ここで注目してほしいキャラクターは、飛田展男さん演じる蘆屋道満です。狂気をはらんだ独特のオーラを放つ老人であるこのキャラクターは、作中最大のトリックスターとして登場します。しかし、物語の途中で攻撃にあい、なんと少年に姿を変えるという驚きの展開に。朽ち果てる寸前まで年老いた老人から、若々しさがみなぎる少年まで、同じキャラクターとして演じきった飛田さんのスキルの高さは、本当に素晴らしかったです。実際にアニメを見ていると、「見た目は違うけれど、中身の人格は同じであること」を疑う余地がありません。さまざまな年代の声が自由自在に出せる、声優のスキルの高さを感じたいときは「東京レイヴンズ」がおすすめです。

【https://www.tokyo-ravens.com/】

④早口はもはや神業「四畳半神話大系」

声優の素晴らしいテクニックを見たいなら、「四畳半神話大系」は外せません。2010年に放送された「四畳半神話大系」は、小説家・森見登美彦さんの代表作をアニメ化したものです。京都大学に通う主人公の大学生活を複数の並行世界に分け、一人称的な物語が描かれていきます。おかしくて笑えるのに、なんだかほろりと泣けるストーリーは、癖になる人が続出しました。個性的なキャラクターたちと、並行世界を行き来する不思議な世界観には、今でもたくさんのファンが魅了されています。そんな「四畳半神話大系」の注目ポイントは、主人公である「私」を演じる浅沼晋太郎さんの早口セリフです。非常に長いセリフをびっくりするくらいの速さで発声している姿には、思わず笑いが出てしまうほど。「語り」の要素が作品全体に強く流れているため、早口セリフも演出のひとつになっている点がおもしろいですね。ファンからは、「四畳半神話大系といえば、早口セリフ!」という意見も多数寄せられています。早口セリフもエンターテインメントに変えられる技術力は、声優ならではの高等テクニックです。

【https://www.bs4.jp/yojouhan/】

⑤まとめ

声優の演技がスゴいアニメを、4つご紹介しました。声優の技術力を確認するために視聴しても、十分価値のある作品ばかりです。気になった作品があったら、ぜひ視聴してみてください。

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