総合学園ヒューマンアカデミーゲームカレッジ

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登録ユーザー数が200万人を突破したスマホゲーム「城とドラゴン」をご存じでしょうか? リリース直後から爆発的人気を誇り、先日Android版が公開された本作ですが、その人気と魅力を分析していくと、成功するゲームの法則が見えてきました。

幅広いユーザー層に向けた、ディープな仕掛け

プレイしたことがある人なら誰もが理解できると思いますが、本作は「ライトユーザーからコアユーザーまで幅広い層のプレイヤーが楽しめて、一度プレイしたらやめられなくなるゲーム」だと言えるでしょう。本作のヒットの要因をひとつずつ分析してみました。

キャッチーでポップなキャラクター

本作に登場するキャラクターは、一度見たら忘れられない、キャッチーでポップなデザインです。年齢を問わず、誰もが好きになれるキャラクターばかりで、そのどれもが「カッコイイ」と「フシギ」と「カワイイ」を上手くミックスしていますよね。この手のデザインは「にゃんこ大戦争」を彷彿とさせますが、猫一色・キモさ重視の「にゃんこ大戦争」より、女子にも親しみやすいデザインとなっています。このデザインのキャッチーさは、間違いなく本作の成功の一因となっているはずです。

シンプルかつ戦略的なバトル

本作は、いわゆるタワーディフェンス(もしくはストラテジー)と呼ばれるゲームジャンルです。日本においては、タワーディフェンスというジャンルの普及はまだまだですよね。「タワーディフェンスってなに? どんなゲーム?」というライトユーザーは多いと思います。本作は、バトルを徹底的にシンプルにすることで、そういったライトユーザーへのリーチの獲得に成功しています。指一本でタップしていけば、自動的にキャラクターが戦闘を開始してくれますから、アクションゲームが苦手な方でも直感的に楽しむことができるのです。かといって、戦略性もきちんと確保できているのがスゴイところ。「簡単だけど頭を使う」という絶妙なバランスのバトルが人気の秘密なのでしょう。

もうひとつの楽しみ、育成要素

本作にはバトル以外にも、「城パート」と呼ばれる育成要素が用意されています。資源を使って、牧場・食料庫・訓練所・研究所などを展開させていくと、そのぶんバトルがグッと楽になります。バトル→城パート→バトル→城パート……の繰り返しでゲームが進んでいくので、「バトルで勝つ楽しさ」と「城をつくりあげる楽しさ」のふたつを味わうことができるわけですね。

誰にでも楽しめる、完成度が高いタワーディフェンスゲーム

タワーディフェンスゲームは単調になりやすい傾向がありますが、このゲームには対戦要素の他にも育成要素などの奥深さがあり、長く遊べるようにしっかりと設計されていることがわかります。今回紹介した要素以外にも、プレイヤーの心を掴んで離さないフックポイントが数多く用意されていますので、ゲームクリエイターを目指す方はぜひプレイしてみてください。

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