もしあなたが最短期間でシナリオライターとしてデビューしたいなら、昔の師弟制度のように、誰かに師事して基礎能力を鍛えることがベストです。
独学では限界がありますし、師匠と呼べる誰かがいれば、効率的に物事を学ぶことができますよね。でも、そんな「師匠」はいったいどこにいるのでしょうか……?
専門学校には「師匠」がたくさんいる
答えはズバリ専門学校です。専門学校にはゲームシナリオを専門に教える講師が多数在籍しています。企画書の通しかた、売れるシナリオの書きかた、業界の慣習など、実践的なスキルを学ぶことができます。
でも、「専門学校がどんな場所かわからないから不安」「具体的に専門学校でどんなことを教えてくれるのか知りたい」という心配がある人もいるかもしれません。
そこで今回は、ゲームシナリオの専門学校でどんなことを教えているのかを調べ、主な3つをピックアップして紹介したいと思います。
1.プロット作成技術
プロットの基本的な書き方を、一から学ぶことができます。ストーリーの構成法・効果的なキャラクター配置など、デビューしてすぐに使えるスキルを学べます。
専門学校に入学する生徒は、「もう何本もシナリオを書いている」という人から「プロットってなに?」という初心者まで存在します。シナリオのことをなにも知らない人でもじっくりしっかりステップアップできます。
2.合同制作
他の専科とチームを組み「シナリオライターとしてゲームを作る」ことができます。ゲーム制作系の専門学校は、たいてい他の科……つまり、ゲームグラフィッカー科やプログラマー科、コンポーザー科などを持っています。こういった科と合同でゲームを作ることで、実際のゲーム制作のフローを学べます。
実際の現場(のシミュレーション)を、プロになる前に経験できることは非常に大きいと思います。
3.マーケティング
専門学校では、市場調査や広告戦略などを学ぶことができます。小さな会社では、シナリオライターがディレクターやプロデューサーを兼ねる=シナリオライターが企画書を作ることもあります。マーケティングに関する知識は重要です。マーケティングスキルは独学で修められるものではありませんが、企画に絡めるシナリオライターになりたいなら必須の知識です。専門学校にはゲーム業界のデータやコネクションが多数そろっていますから、実用的なマーケティングスキルが身につきます。
専門学校の門戸は開いている。多くの「師匠」に師事してどん欲に学ぼう
今回紹介したのはごく一例。専門学校なら、多くの専門知識を持った「師匠」がそろっています。あなたのやる気次第でいくらでも学ぶことができるのです。シナリオライターとして早くデビューしたいなら、専門学校に通いましょう!
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