総合学園ヒューマンアカデミーゲームカレッジ

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改めて言われるまでもなく、キャラクター作りは非常に重要です。キャラクターの造形は、シナリオ全体に影響を与えるからです。設定が不足していたり間違っていたりするキャラクターは、シナリオの中で効果的に機能せず、プレイヤーに印象を残すこともできません。今回は、キャラクターの作りかたについて見ていきましょう。

魅力的なキャラクターを作るには

あなたが考えたシナリオの中で活躍する人物たちなのですから、キャラクター作りに失敗は許されません。プロの中には「いかに魅力的なキャラクターを作れるかが、シナリオの良し悪しを決める」と言い切る人さえ存在します。では、キャラクター作りのコツ、最低限押さえておかなければならないことをチェックしていきましょう。

その1~6:名前・年齢・性別・性格・外見・特技(趣味)

この6つは必ず決めなければならないポイントです。人によっては「そんなにたくさん決められない」「そんなに細かく決められない」と感じるかもしれませんが、あやふやでも、おおざっぱでも構いませんので、まずは決めてみてください。たとえば「短気」という性格を決めただけでも、「どう短気なのか」「特に何に対して怒るのか」というディティールが連想できるようになるはずです。

その7:口調

口調も非常に重要です。口調=セリフは、そのキャラクターの内面が言葉となって外に溢れ出たものですから、なによりもそのキャラクターを如実に表します。そのキャラクターに合った喋りかた、口調を、しっかりと考えておきましょう。

その8:キャラクターの役割

そのキャラクターが物語上で、どういった活躍をするのか、主人公にどんな影響を与えるのか……。キャラクターのシナリオ上の役割も、ある程度は決めておきましょう。決めることが難しいなら、「このキャラクターは敵で、ラスボス的存在」「この女の子はヒロインに見えるけど、最後に裏切ったら面白いかも」といった感じで、直感的な発想で考えてみることもオススメです。そこからヒントが掴めるかもしれませんよ。

その9:キャラクターのバックグラウンド

最後に、キャラクターの過去、未来に望むもの、好きなものや苦手なものなどを決めて、バックグラウンドを深めていきましょう。キャラクターに奥行きが出て、よりリアルな存在へと洗練されていくはずです。オススメなのが欠点を作ること。完璧な超人キャラクターでもなにかしらの欠点があれば、とたんに人間臭くなって、より愛着を持てるようになると思います。

時間をかければかけるだけ、良いキャラクターが生まれる

キャラクターを軽視する人は少ないですが、バックグラウンドまでみっちり考える人も少ないように思います。キャラクターの造形からシナリオのヒントが生まれることもあるので、時間の許す限りキャラクターは作りこみましょう。もし途中で行き詰まったら、現実に存在する芸能人や有名人を参考にしてみるのもひとつの方法ですよ。

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