株式会社ACTRIZEからeスポーツチーム運営事業譲受のお知らせ
~国内トップレベルのプロeスポーツチーム「Crest Gaming」の運営に参入~
総合学園ヒューマンアカデミーは6月25日、株式会社ACTRIZEのeスポーツチーム「Crest Gaming」の運営事業を譲受することを決定いたしました。契約締結後、7月1日付での事業譲受となります。
【本件のポイント】
●専門校がeスポーツの国内トップリーグで活躍する「プロチーム」運営に参入するのは日本初(ヒューマンアカデミー調べ)
●Crest Gaming所属現役プロゲーマーのYoshi選手が、総合学園ヒューマンアカデミーが運営するe-Sportsカレッジへ入学
●ヒューマンアカデミーのグループ企業が運営するBリーグチーム「大阪エヴェッサ」のノウハウを活用
【本件の概要】
ヒューマンアカデミーが運営する全日制専門校の総合学園ヒューマンアカデミーは、2020年4月よりeスポーツを専門的に学べる「e-Sportsカレッジ」を開講しています。スポンサーとしてACTRIZEの運営するeスポーツチーム「Crest Gaming」を2019年からサポートし、良好な関係を築いてきました。
Crest Gamingは、2016年の結成からわずか4年間で、世界的規模の2つのゲーム「LoL」、「PUBG」で、国内トップクラスのチームとして活躍しています。ヒューマンアカデミーは今後さらに伸長が期待されるeスポーツ関連事業へ強化していく方針を掲げております。教育事業とチーム運営事業の高いシナジーが見込まれることから、今回、ACTRIZEより、e-スポーツチーム運営事業を譲り受け、Crest Gamingを継続運営していく方針で合意いたしました。また、Crest Gamingの選手同士が共同生活を送る東京都内のゲーミングハウスについても運営を継続します。
【今後の展開】
日本eスポーツ市場は、“eスポーツ元年”と呼ばれた2018年から2019年にかけて、大手企業の参入が相次いだことで伸長が続いており、2019年の規模は前年比127%の61.2億円、2023年には153.3億円に伸長すると予測されています。また、日本国内のeスポーツファン数(試合観戦・動画視聴経験者)は2019年の483万人(前年比126%)から、2023年には1,215万人と更なる拡大が見込まれています。(出典:KADOKAWA Game Linkage)
ヒューマンアカデミーは今後、世界で活躍するための選手育成を軸としてCrest Gamingを運営します。運営に当たっては、ヒューマンアカデミーのグループ企業が運営するBリーグチーム「大阪エヴェッサ」のノウハウを、プロeスポーツチームにも活用してまいります。
また、教育部門のe-Sportsカレッジにおいては、Crest Gaming所属のYoshi選手がこのほど入学しました。今後は、プロチームを持つことによる選手からの実践指導はもちろん、授業カリキュラムの監修や作成、卒業後の学生へのチーム加入機会の提供など、さまざまな展開を想定することで、eスポーツ業界の健全な発展への貢献と、業界で活躍する人材の輩出を目指してまいります。さらに、ヒューマングループのシナジーを活かし、児童教育事業や介護事業、海外事業とも連携した取り組みを行い、積極的にeスポーツ関連事業を強化してまいります。
そして自社の取り組みだけでなく、ゲーム障害が問題になっている近年において、より豊かなゲームライフを創出するために発足させた「Game Wellness Project」(※1)への取り組みも推進していきます。
※1)「Game Wellness Project」・・・ゲームプレイヤーのさらなる進化と豊かなウェルネスライフの実現を目指すプロジェクト。 ゲームエイジ総研、産経デジタル、日本ユニシス、レノボ・ジャパンの4社とともに2020年4月に発足。
■Crest Gaming
https://crestgaming.com/
Crest Gamingは2016年7月に結成されたマルチプロゲーミングチーム。Crestの名前は「極致」からの由来で、「常に上を目指し、極め続ける」という意味が込められています。結成から間もないチームながら急速に成長し、PUBGでは日本代表として世界大会に出場。LoLでも日本リーグで1位、2位を争う強豪チーム入りを果たしています。
最近では、Rainbow Six Siege、Apex Legends、VALORANTなど、さまざまなゲームでも世界を目指し活動中。また、有名You Tuberを起用したストリーマー部門により、eスポーツを知らない方々にも、その魅力を知って頂けるように日々尽力しています。