MDとデザイナーの関係性

こんにちは！！
ヒューマンアカデミー・ファッションカレッジです！！

今回は、「MDとデザイナーの関係性」についての記事です。

◆アパレル関係に就職を考えている方
◆ファッション専門進学を考えている方
◆デザイナーを目指している方
是非参考にしてみてください！！

デザイナー希望の方は前の記事も見てみてください(^_^.)
⇒～モノ作りをするときの、コンセプトとは～　デザイナー編
⇒～デザイナーとしてのモノ作りの考え方～　デザイナー編②

①MDとはどんな仕事？？

MD＝Merchandising（マーチャンダイザー）の略です。
MDとは「品揃え計画」ならびに、広くは「ものづくり」を指します。

ブランドのコンセプトに基づき、数量・コストを考慮して計画的に
商品化し、商品の企画から生産までの過程で、重要な役割を担っています。
商品コントロールを含め、小売店に販売するまでの一連の業務、
または担当者のことを指します。

シーズンコンセプトの設定を行い、年間の販売計画なども立案実行していきますが、
市場マーケティングや自社ブランディングに従う形で
仕入れる商品のセグメントをしていくことが重要となります。

〇MDの仕事「お客様にとっての6適」

適時・適品・適価・適量・適サービス・適提案
を充足する為に、ブランドコンセプトに則しながら、企画フレーム
（仕入れ・品揃え・発注・販売等のプラン）を組み立て、
社内外の様々な部門や関係先と密接に連携をとりながら、
ブランドの方向付けを行う司令塔役割を担います。

②MDとデザイナーの関係性とは？？

MDが最初に行うのが、デザイナーとの話し合いです。
ここで、シーズンごとのコンセプトに沿った商品企画・デザイン・素材を決定します。
次にMDは、秋冬・春夏の各シーズンの商品構成と生産数量を決定します。
この時の重要な判断材料となるのが、事細かに練られたマーケティング戦略です。
MDのもうひとつの重要な仕事は、
シーズン中の増産、あるいは減産の決定を行う事です。
需要に合わせた生産調整の決定を、商品計画と一緒に行います。
最近のアパレルでは、ディレクターという存在が加わることもあります。

MDとデザイナーの仕事

Ⅰ.ブランドコンセプト・ターゲットと顧客の動向に基づき、マーケットに
受け入れられる商品を提案する。もしくは、自らマーケットを創造します。

Ⅱ.商品企画担当者（デザイナー）と企画の意図を店舗側に伝えます。

前回の以下の記事に引き続き、デザイナーとして、アパレル業界を
目指していく人に必要な知識を教えてくれる先生が以下の先生です shine

デザイナーとして現在も働いている先生で、「今必要なこと」を教えてくれます。
また自分の仕事場にも、学生を連れて行ってくれます！！
簡単なプロフィールを記載しておきますね pencil

【山田裕二 yuji yamada】
ヒューマンアカデミーファッションカレッジ非常勤講師。
CFD(東京ファッションデザイナー協議会）正会員。
ライセンス商品（アイウエア、傘、ネクタイ、小物など）の企画、
映画衣装、ユニフォーム、コマーシャル衣装デザインなども手掛ける。

【経歴】
1981年文化服装学院卒業。大手アパレルの企画などを経て1990年に
独立し(株)ユージヤマダデザインオフィス設立。
1992年東京コレクションに参加。
「yuji yamada」、「individual yuji yamada」ブランドを展開。
1999年パリコレクションデビュー。
アダムエロペとのコラボブランド／calCITEの企画・製作及び
(株)トミーヒルフィガージャパン、(株)栗原／arth、などにおいて企画や監修を行う。
アクセサリーブランド・コレットマルーフcollette malouｆのSHOPユニフォーム
デザイン制作や、他専門学校の特別講師やヒューマンアカデミーで非常勤講師
をつとめるなど幅広く活動。

ヒューマンアカデミーの体験授業も実施してくれています wrench