レコーディングの主役は音響エンジニア。そしてコンサートホールでもエンジニアがアーティストと対等の立場で音作りを考え、熱いステージを作り上げていきます。クリエイターとしての感性と、エンジニアとしての理論的な知識を豊富な実習を通して、習得していきます。
- ● PAエンジニア
- ● レコーディングエンジニア
- ● ミキサー
- ● サウンドディレクター
- ● ブライダルPA など
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REC実際に行われるレコーディングの流れを追いながら、各ステップで必要となる知識や感性を習得していきます。
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PA屋外ステージやホールなど、音場特性はすべて違います。また、内容により音響効果の狙いは変わります。その違いを学びます。
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電子工学電気信号を送るのはケーブルです。その原理を実際にケーブル作りから学び、特性による音の変化を体験的に知ります。
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MIX世界基準のソフトProToolsを使って、音の特性や役割などを研究し、CDと同じような音の作り方を学びます。
授業は理論と実践の組み合わせ。プロ仕様の機器・設備を使っての豊富な実習でスキルアップ。
様々なシチュエーションを想定して、“音の表情”の違いを経験していきます。
マイキング、ミックスダウン、マスタリングはもちろんレコーディングに関するノウハウ、テクニックを実習と座学の両面から身につけます。
また、バンドやユニット、時にはDJやアナウンサー等をゲストに迎え、実践の緊張感の中、経験を積んでいきます。
すべての音楽のためにどうすればより良い音が作れるか?
そのことを第一に考え行動できる、その素となる感性を磨き、音楽を生み出す側の喜びが味わえるプロの価値観も身につけていきます。
楽器のプレイヤーになるのが夢でしたが、そこまで自分に自信がなかったこともあり、音響エンジニアを目指そうと考えました。でも、当然ですが音響の世界も奥が深く、まさにプロフェッショナルなこだわりのある世界です。はじめはホールに行ってマイクスタンドを立てる程度に考えていたのですが、マイクのセッティング一つでも大変なのです。マイクの特性、ホールの鳴り、そしてそれぞれのパートにあった調整など無数に考えることがあります。そのプロセスでは演奏するアーティストと話し合い、ピッタリ合う音を出すため試行錯誤が繰り返されます。まさにプロ対プロのコラボレーションが味わえる仕事ですね。
PROFILE Sonic Plan代表。ライブハウス、クラブでの音響設備管理、運営、オペレートを行う。タヒチ80、アグリダックリー、佐藤タイジ等数々のステージに携わる。
PAは、なりたいと思って頑張れば、必ずなれる職業だと思います。私の授業は実践的で、現場で実際に使用されている機材を使用し、即戦力になることを重視した、わかりやすい授業を心がけています。わからなければわかるまで丁寧に指導します。私自身もフリーランスのエンジニアとして活躍する以前はアルバイトなど下積みもあるので、みなさんの気持ちもよくわかります。頑張ってください。