マンガを描いている方から、「ストーリーの展開やネタに困ってしまい、
なかなか思い通りに進まないんです…」と相談されることがよくありまです。
実際のマンガ家の先生はマンガのネタやストーリーの展開などに困ってしまった場合、
どのように乗り越えているのでしょうか?
今回は現役の先生がどのように乗り越えているのかをご紹介させて頂きます!!
ヒューマンアカデミーでは、現役のマンガ家の先生が講師としていつも授業をしてくださったり、特別授業として毎月セミナーを開催しています!
2月18日に広島校で現役のマンガ家によるセミナーが開催されました^^
講師としてお越し頂いたのは、卒業生で現役マンガ家として活躍中の若井ケン先生!
若井ケン先生は現在webコミックアクションで「女子かう生」を連載中、なんと第6巻まで発売しています!若井ケン先生もネタやストーリーの展開に困ることもあるようで、そんな時に実行しているのが“三題噺”だそうです!
【三題噺】
そもそも、「三題噺」とは何なのか皆さんはご存知でしょうか?三題噺とは、落語の形態の1つで、観客から適当な言葉や題目を出させ、出された題目3つを織り込んで即興で演じる落語の事です。
今回のセミナーでもこの「三題噺」をテーマに行いました。参加者の方も全く関係のない言葉を3つ使用し、自由にストーリーを作成したところ、なかなか浮かばなかったり苦戦している方も多く見られました。
でも、制作中のマンガのストーリーとは全く関係がないので、作るだけ無駄なのではないか…と思っていませんか?
実は全くそんなことはありません!
実際に先生は、マンガを描いている際、ストーリー構成に困ったときにはこの「三題噺」のようにランダムに3つの言葉から簡単なストーリーを自由に作っているそうです。
自由にストーリーを作ることで、それまで浮かばなかった新しい視点、意外な視点からストーリーの展開を考えることができ、行き詰っていた内容がスムーズに進むそうなんです!
【行き詰った時には、気分転換が大事】
学生さんだとテスト勉強、社会人の方だと企画などを考えている時、ずっと同じ机の上で考えたり悩んだりすると、なかなか思うように進めることができませんよね。マンガを描いている時もやはり同じで、ずっと机に向かっていると次の話のネタなど浮かびにくくなってくることがあります。
そんな時はやはり、一度気分転換をすることが大切になってきます。
マンガ家の先生も、行き詰った時にはやはり気分転換をしているそうです。
お風呂に入ったり、外を散歩したり、趣味や好きなことをしてみたり…。
そうすることで、気持ちも、それまでいろいろなことを考えていた頭の中もスッキリさせることができますよ♪
早く描かなきゃ!!完成させなきゃ!!など焦る気持ちもあるかもしれませんが、一度気持ちをリフレッシュさせることも、マンガを描き続ける中でとても大切です!
みなさんもマンガを描いていて、ネタやストーリー展開に行き詰ったときには、皆さんもぜひ実践してみてください!