ハツキス 第３回ハツキス新人マンガ賞 特別賞受賞
マンガカレッジ マンガ専攻
作品名：ノクターンと共に、飛翔
作家名：唯 たんに （ただ たんに）
またまたやってくれました！現役在校生が特別賞を受賞！
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〇ハツキス って？？
あの大手出版社、講談社が発行する隔月誌です。女性向けのマンガ雑誌となっています。
同じく講談社が発行する女性向け漫画雑誌『Kiss』（講談社）の姉妹誌。
ハツキスのコンセプトは“初めて出会う面白さ！”「初！」に挑戦する刺激的マンガ誌であります。
〇今回はどんな賞を受賞したの？？
ハツキス主催の新人賞の特別賞を受賞しました。
ドドン！！！コレです！！ 中央みぎ！！
^(ﾉﾟｰﾟ)ﾉ☆ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ☆ヾ(ﾟｰﾟヾ)^
では学生インタビュー！！―漫画家を目指すきっかけは？
高１ぐらいの時に、美術家の高校に通っていました。その時はみんな同じように美大に行くんだなーって感じだったんです。
でも、あんまり１枚絵とか絵画に興味がなくて。笑 どっちかと言うと画家の歴史とか、どんな人なの？とかに興味があったんです。
その時に「私って物語がないとダメなんだ！」って気づいたんです。
絵プラス物語は漫画家だなと思ってマンガ家を目指しだしました！
―親御さんの反対はなかったの？
全くないです。うちの家庭は変わっているんだと思います笑 自分がやりたい事があるんだったら、それをやった方が良いって感じでしたね。
―唯さんは、高校を転校してヒューマンに入学してきてるけど・・・今の学校出てからでも良いんじゃない？ってならなかったの？
それもないですね。関係あるかわからないんですけど、両親は自営業なんですね。だからやりたいことは、やりな！って感じです。
でも、やるからにはプロになれよ。自分で責任持ってやりきれ！って感じですね。
―どういう流れで受賞まで至りましたか？
ハツキスは姉妹志があるんですよね。『Ｋｉｓｓ』という雑誌なんですけど。ヒューマンのマンガ合宿でＫｉｓｓの編集者さんに名刺を頂いたんです。
で作品を作っていく中で、ハツキスのコンセプト『新しいジャンルに出会う』ってい言うのが、自分に合っているんじゃないかなーと。
何故かと言うと、自分の作品ってコテコテの少女漫画じゃなかったんですよね。
―この作品の一押しポイントは？
みんな、人に言えないようトラウマとか過去とかがあると思うんですけど、それは、忘れるとかじゃなくて、受け入れて乗り越えていくんだよ。っていうメッセージを伝えたいって思ってます。
それだったらどんな人にも伝えやすいかなーと思って書いたんですよね。それぞれの過去を振り返って、あてはまる«トラウマ»とリンクして読んで貰えれば嬉しいです。
―作品をつくるときに苦労したことは何でしょう？
ストーリーの中でトラウマを表現するのが難しかったです。ずっと何十年も引きずるトラウマってよっぽどのことだから、そこまで傷に残る話ってなかなか作れなくて苦労しました。
―賞金３万円は何に使う予定ですか？
アナログで書いているので、スキャンしてデジタルで書く機械を買おうかなと思っています。
―一人暮らしですよね？詳しく教えてください！
家賃５万円です。バイトはしていません。
仕送りは家賃と生活費の４万円です。
―将来の目標を教えてください！
情熱に大陸に出たい！笑 情熱大陸に出る人って新しいことしたり、自分のスタイルを貫いている人が特集されている人が多いじゃないですか。
だから自分自身のスタイルを確立して結果を出していきたい。
あの人たちって、すごいことを話すけど、口だけじゃなくて、あの人、ああ言うんだったらそうなんだ！って説得力あるじゃないですか。私もそう説得力があるぐらいマンガで実力をつけた人間になりたいって思ってます。
―後輩に応援のメッセージを！
やっぱり、学校に来たら同じ夢を目指している同級生がたくさんいるので刺激を貰えます。まず出てくる壁って１作品を書き終えるのが難しいんですよね。
それをみんなで書いてみるっていうのがすごく大切です。
同級生と頑張ってください！
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