アプリ発の大ヒットマンガ
みなさんは『ReLIFE(リライフ)』というマンガをご存知でしょうか。これは2013年無料漫画アプリ『comico』で連載が開始された作品です。じわじわと『comico』内で人気を獲得し、2014年には単体アプリが発表され、そのアプリはApp Store総合1位、400万ダウンロートを獲得。さらに単行本化され、こちらは10万部超え。2016年にはテレビアニメ化も決定と、いまや飛ぶ鳥を落とす勢いなのです。
作品の魅力は「共感」ポイントの多さ
『ReLIFE(リライフ)』の主人公は、27歳の海崎新太。前の会社を3ヶ月で退職し、今はニート状態 。これからの生活に悩む新太の前に、リライフ研究所の職員を名乗る「夜明了」が登場。彼は「リライフ(=ニートを社会復帰させる)」プロジェクトを新太に提案。それに乗り、新太は1年間の高校生活を送る実験に参加することになるストーリー。
この作品の魅力は「高校時代に戻ったらどうなるか」という誰もが一度は考えることを、疑似体験できる設定にあります。登場人物それぞれが悩みを抱えながらも、少しずつ、でも確実に成長していく様子が「共感できる」と20代を中心に人気のある作品となっています。その共感ポイントをまとめてみました。
1.主人公のダメな今
主人公は2浪・大学院卒ののち新卒で勤めた会社を3ヶ月で退職し、現在27歳。しかも独身、仕事なし、彼女なしの落ち込みたくなるような現状。この設定だけでも共感できるという人が多いのではないでしょうか。また、そんな新太目線で進むストーリー全体にも、「共感できるセリフがたくさんある」とファンの声も。
2.高校時代の思い出
高校時代の思い出は誰にでもあるもの。この作品の中にも、友達同士で手紙のやりとりをしている姿を見て「こういうのを渡した」とか、「誰が誰を好きとか大人になるとバレバレ」など、当時の高校生の目線と、今の自分の目線とを対比できるところが「わかる!」と共感につながるようです。
3.人生をやり直せるという願望
誰しも一度は思う「人生をあの時に戻ってやり直すことができたら」という願望。これをマンガで擬似体験できる設定自体、共感しながらワクワクと読み進めていくことができる仕掛けになっています。
出版社を通さなくてもヒット作は生まれる!
『ReLIFE(リライフ)』のスゴイところは、出版社を通さなくてもヒット作品が生まれるのを証明したこと。読者と作品が直接つながれば、思いもかけない大ヒット作が生まれる可能性があるのです。今後漫画家デビューを考えるなら、『comico』などのサービスを積極的に利用してみてはいかがでしょうか。
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