漫画家になるにはどんな方法があるの?
小さい時から漫画が大好き! でも、どうすれば漫画家になれるのかがわからない――。漫画を仕事にする方法は、1つではありません。どうやってプロ漫画家になるのか、その方法を4つ紹介します。
方法は大きく4つ
漫画家になるにはまずは自分の作品をきちんと作れることが大前提ですが、その作品を読んでもらう、「入り口」は大きく分けて4つあります。
1.新人賞への応募
これが一番の王道と言えるでしょう。出版社が行っている新人賞などのコンテストに、作品を応募するというやり方です。駆け出しの漫画家が、編集部に直接作品を持ち込むという方法もないわけではありませんが、出版社はほとんど東京にあります。遠方の方にとっては、持ち込みはあまり現実的ではないでしょう。それに編集者も業務が立て込んでくると、持ち込み作品のチェックが後回しになるものです。その点、新人賞の応募作品であれば、確実に目を通してもらえる上、運良く入賞すると、その出版社の雑誌などでデビューできる可能性が高くなります。
2.アシスタントに入って腕を磨く
これも王道の方法、「漫画家の下でアシスタントとして修業する」。これは、身近でプロの漫画家の仕事を学べることが大きなメリットです。仕事として漫画制作を手伝っていくわけですから、精度の高さが求められ、技術の向上も見込めます。このようにプロの漫画家の下で何年か修業を積み、空いた時間で自分の作品を作りながらチャンスを待ちます。作品が認められればその漫画家から、編集者に紹介してもらえて、デビューするきっかけもつかめるかもしれません。アシスタント募集は雑誌などに不定期で出されるので、見つけて興味があればチャンスを逃さずに応募してみましょう。
3.専門学校に入る
意外かもしれませんが、専門学校に入るというのも漫画家デビューへの近道と言えます。授業として基礎的な描き方などを教えてもらうこともでき、まったくの未経験者でも卒業する時にはある程度の技術力を持つまでに成長できます。そしてもう一つ、たいていの専門学校は出版社や漫画家と太いパイプがあり、就職先を探しやすいことも魅力です。学校である程度の技術を身につけたと判断されるので、雇う側も安心です。就職に関しても、就職担当者が親身になって相談に乗ってくれます。どうしていいかわからず悶々と悩まなくて良い環境です。
4.comicoなどのアプリマンガに投稿する
『ReLIFE(リライフ)』などの大ヒット漫画を生み出した無料漫画アプリ『comico(コミコ)』など、誰でも漫画を投稿できるサービスを利用するのも、漫画家としてデビューするきっかけになります。このサービスは読者が直接漫画を評価する仕組みです。その評価が高くなればなるほど人気作品として注目されていくことが期待できます。
やれることは挑戦してみるのが早道
漫画家になる方法は様々あります。独学で勉強していて、憧れの先生の下で働きたい方はアシスタント、作品をすでに描いている方は、新人賞の応募や『comico』などの無料漫画アプリに投稿するのがおすすめです。まだ作品を描いたことがないけれど、将来は漫画家になりたい方や、基礎から漫画をきちんと学びたい方は専門学校が向いています。
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