最先端の技術を取り込み、
就職(夢実現)にこだわったカリキュラムが学生を変える。
3DCGを駆使して、アニメーション作品を作る仕事です。キャラクターデザイナーや、3DCGモデラーが作成したキャラクターを動かすことが主な仕事です。作品の中でキャラクターたちが行う「演技」を付けるだけでなく、背景の中に佇む自然物に動きを付けるなどその活躍の場は様々です。ここ数年では、国内でもフル3DCGのアニメーション作品を制作する企業が増えております。これから、ますます求められる職種となってきます。
2Dのアニメーション作品は、原画をもとに中割りを行い動画を作成します。その多くの作業を手書きで行うためアナログ作業がメインとなります。それに対して、3DCGのアニメーションはほとんどの作業をデジタルで行うため、デジタル作業のに対応する必要があります。
アニメーション制作会社や、CGプロダクションが主な就職先になります。アニメーション作品を作ることを専門としている会社だけでなく、ゲームのオープニングムービーや映画などの実写作品の中でも3DCGアニメーションの技術は多数用いられています。そういった作品を制作している会社には求人が存在します。
様々な映像作品を見ることをお勧めします。3DCGソフトを扱えることも大事ですが、登場人物に「演技」をさせることが非常に重要となります。そのためには、たくさんの映像作品を見て、その登場人物がどのような感情でどのように動いているかを理解することが大事になってきます。自分の作品だけに偏らず、様々なジャンルの映像作品を見るようにしましょう。それは「アニメーション」だけでなく「人」が演じる「ドラマ」「映画」「舞台」等が含まれます。様々な引出しをもって入学を迎えてください!
3DCGモデリングソフト「Maya」、合成加工処理ソフト「After Effects」などが一般的によく用いられるソフトとなります。これだけでなく、様々な処理を進めていく中で必要なソフトというのは多数あります。まずは汎用性の高いソフトを確実に使えるように練習することが大事です。
今の現場を知る、現役講師による指導を受けれれるということが一つあげられます。今のアニメーション業界の今を知ることが出来るため現場の即戦力になるための技術が学べます。また、周りの仲間とのチーム制作を通して高いコミュニケーション能力を養うことが出来ます。現場で求められるクリエイターに育てるための環境で教育を受けることが出来ます。
現在、3DCGアニメーション作品は大手アニメーション制作会社が積極的に政策を進めています。それらは、制作が発表されるだけで注目されるようなビックタイトルが並んでいます。中には、日本だけにとどまらず海外からも注目されるような作品も多く存在します。3DCGアニメーターは、そのようなビックタイトルの制作現場に必要とされる人材です。もし、現場に出ることが出来れば、そのような作品に関われるチャンスがたくさん待っています。日本のアニメーション業界にとって次世代を支えることができるという事が大きなやりがいになっていきます。
2Dアニメーションの現場では、業務委託から仕事をスタートすることが主流ですが、3DCGアニメーターに関しては正社員、契約社員での就職が基本となっております。
アニメ業界では、古くから収入が低いということが一般的に言われてきました。これは、主に2Dアニメーター、中でも手書きアニメーターの収入のイメージです。3DCGアニメーターは雇用形態が正社員、契約社員という形になります。そこでは固定給でお給料が支払われることが多く、一般的な企業から支払われるものと同等の給与を得ることが出来ます。
以前から、アニメーションの現場では過酷な労働環境が問題視されてきていますが、近年政府が取り組んでいる「働き方改革」の影響で現場環境は大きく改善されています。