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自己分析がカギ!オーディションでの自己PR の実態とは

011.jpgオーディションが進んでいくと、必ず訪れる「自己PR」の機会。一体何をどんな風にPRすればいいの?と悩んだ経験はありませんか。この記事では、自己PRをする際に気を付けるべきポイントや、どんな自己PRをすれば審査員の目に留まることができるのか?など、自己PRを勝ち抜くコツをご紹介します。ぜひ、オーディションの際の参考にしてください。

目次

①自己PRで審査員が見ているポイントは?

②これはNG!自己PRで気を付けるべきこと

③魅力的な自己PRをするために

④まとめ

①自己PRで審査員が見ているポイントは?

まずは、オーディションに「自己PR」を設けることによって、審査員がどんなところをチェックしているのかをまとめてみました。

審査員の視点を意識するだけでも、PRの質がグッと高まるに違いありません!

声優をする上での最低限の能力があるか

声優にとって最も大切なのは「声」です。

キャラクターに合わせた声が出せるかどうかも大切ですが、それだけではなく、その人が元々持ち合わせている声質や抑揚、方言なども重要なポイント。普段の喋り声により近い状態をチェックすることによって、ある程度のスキルが備わっているのかどうかが判断されます。

人柄、コミュニケーション能力

次に審査員がチェックしているポイントは、その人の性格やコミュニケーション能力です。

いくら声が素晴らしくても、仕事をする上で意思疎通が取れないと意味がありません。また、言葉遣いや表情管理などの最低限のマナーも必要です。「一緒に仕事がしたい」「この人を育てたい」と思ってもらえるためには、日常生活から言動に気を付けておく必要がありますね。

将来性があるかどうか

3つ目は、将来的に声優界で活躍できる人材かどうかです。

途中で投げ出したりしないか、積極的に仕事に取り組めるのかどうかなどは、審査員もかなり気にしているポイントです。堂々とした態度や、ハキハキとした声で話すなど、「やる気」をしっかりと見せることで「将来性」をイメージさせることができるのではないでしょうか。

②これはNG!自己PRで気を付けるべきこと

続いて、せっかくの自己PRでマイナスイメージを与えてしまわないための注意点をご紹介します。自分の魅力を存分に伝えるために、以下のことに気を付けてみてください。

曖昧、消極的な言葉を使う

自分に自信が無い時に、ついつい使ってしまう曖昧で消極的な言葉。

「〜だったと思います」「多分...」「できないかもしれませんが...」など、煮え切らないワードを乱用すると、一気にマイナスイメージを与えてしまいます。「自信がない=努力を怠っている」と思われないためにも、「~です!」「~はできます!」と、ハッキリと伝えることが何より大切です。

他の参加者と同じことをする

自己PRで定番と言われている、歌、朗読、ものまね、演技などは、取り組みやすい一方で周りの人と被りが起きてしまいがちです。他の人と同じことをしてしまうと、その分貴方の印象は薄くなってしまいます。

ものまね×早口言葉、朗読×歌、など自分の「得意」を掛け算して、自分にしかできない自己PR方法を探しましょう。

自己PRを欲張る

自分を良く見せようとするあまり、あれもこれもと複数のアピールをするのもNGです。

PRできることが多いのは素晴らしいことですが、あまりにも数が多すぎると、審査員側も結局何が得意な人だったのか分からなくなってしまうかもしれません。ここぞ!というアピールポイントを準備して、自信を持ってオーディションに挑みましょう。

③魅力的な自己PRをするために

それでは最後に、どんな自己PRをすれば審査員の目に魅力的に映るのかを追求していきます。この3つをマスターできれば、オーディションで好印象を与えられること間違いなしです。

ありのままの自分で挑む

「失言をしないように」「真面目に見られるように」と、意識をすることは大切ですが、あまりにも「仮面」を被りすぎると、貴方自身の魅力が審査員に伝わりません。時には、できないことをきちんと「できない」と言える素直さや、経験がないことを「未経験です」と正直に言える誠実さも大切です。ウソをついたり見栄を張るのではなく、ありのままの自分の良さを審査員に伝えられるといいですね。

「視覚」で印象付ける

歌も演技も自信がなく、自分には個性がないと悩んでいる方もいるかもしれません。

そんな時に有効なのが、「視覚」を利用する方法です。例えば、ちょっと変わった奇抜な服装をしたり、髪の毛の色を派手に染めてみたり。何度もオーディションに行っている人ならば、毎回同じ物を見に着けていくという方法もあります。それだけでパッと目に入りますし、記憶に残るはず。「ああ、あのちょっと変わった見た目の人ね」と思い出してもらえたら、こちらの作戦勝ち!突出した特技が無いなと思った時は、まずは見た目から変えてみるのも一つです。

自己分析をしっかりとする

最後に。自己PRでもっとも重要なのが「自己分析」です。

自分の得意なものは?苦手なものは?他の人より勝っていると思うところは?など、とにかく己と向き合ってみてください。そもそもどうして声優を目指そうと思ったのか、どれくらい声優への愛があるのか...などのルーツをたどって行けば、自然と「自分だけ」の強みや魅力を発見できます。

自己PRに正解はありません。自分のことをどれだけ理解できるか、そしてそれをどれだけ正しく魅力的に伝えられるかがカギとなります。自分の長所短所に向き合って、オリジナルの自己PRを披露しましょう!

④まとめ

ここまで、「自己PR」のNG例や審査員の印象に残るポイントをご紹介しました。

マナーや言葉遣い、人と被らないように...など、ひとえに自己PRと言ってもなかなか難しいな、と感じた方もいるかもしれません。自分の何をPRすればいいのか分からない!と悩んでしまった方は、まずは自己分析から始めてみてください。自分自身を見つめなおすことで、どんなことをアピールすればいいのかが見えてくるはずです。皆さんが悔いの残らない「自己PR」を披露できるよう祈っています。

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