声優・俳優
未経験でも大丈夫! 声優オーディション合格のポイントとは
声優オーディションに応募したいと考えたことはありませんか? この記事を読めば、未経験者でもオーディションに合格できるポイントがわかります。将来声優になりたい人は、ぜひチェックしてみてください。
【目次】
➀志望動機はなるべく具体的に説明する
➁ボイスサンプルは第三者に聞いてもらう
➂人柄や人間性をアピールする
④できるだけポジティブな言葉を使うよう心がける
⑤まとめ
①志望動機はなるべく具体的に説明する
書類選考や面接で尋ねられる志望動機は、できる限り具体的に説明しましょう。なぜなら、実務的なスキルで経験者に勝てない未経験者が印象を残すには、志望動機を充実させた方がいいからです。
むしろ、未経験者が審査員に強い印象を残すには、志望動機で最初の勝負が決まるといっても過言ではないでしょう。オーディションの種類にかかわらず、「どうしてこのオーディションに参加しようと思ったのか」「なぜ未経験者ながら応募を決めたのか」という疑問点に答えられるようにしてください。
志望動機を考える際に有効な方法は、「実体験やエピソードを交えること」です。幼少期にその作品と触れ合った思い出や、現在の自分に息づいているアニメの紹介など、「自分ならではのエピソード」を入れ込むことで、ほかの応募者と差別化できます。インターネットで検索して出てきた志望動機例を使うのは、もってのほかです。
より高評価をもらうコツは、「別のオーディションで使いまわしできないような内容を話すこと」。このオーディションのためにしっかりと準備をしてきた本気度も伝わるので、好印象を与えられるような志望動機を説明できるようにしましょう。
②ボイスサンプルは第三者に聞いてもらう
書類審査の際に提出するボイスサンプルは、必ず自分以外の誰かに聞いてもらいましょう。第三者からの意見を参考にして修正することで、内容をブラッシュアップできるからです。
声優オーディションにおいて、ボイスサンプルは非常に重要な存在。場合によっては、書類を見ずにボイスサンプルだけ聞いて合否を決めるオーディションも少なくありません。
家族や友人などにアドバイスを受ければ、より客観的な目線でボイスサンプルを作成できるでしょう。とくに、方言や口癖などの細かいニュアンスは、自分1人では気づかないケースが目立ちます。滑舌やイントネーションの甘さに、他者から指摘されて初めて気づくことも多いです。
クオリティの高いボイスサンプルを提出するために、しっかりと事情を説明して、周りの人々に協力してもらいましょう。もし家族や友人に声優を目指すことを話したくない場合は、専用のインストラクターや講師に指示を仰ぐこともおすすめします。
とにかく、ボイスサンプルを「自分以外の誰かにチェックしてもらうこと」が重要。はじめて録音する人は、自分の声を誰かに聞いてもらうのは恥ずかしいかもしれませんが、勇気を出してお願いしてみましょう。
⓷人柄や人間性をアピールする
書類選考を突破し、実技試験や面接に進むことになった場合は、人柄や人間性をアピールしてください。審査員にとって、声優としてのスキルと同じくらい「一緒に仕事をしたいと思わせる人間的な魅力」が重要だからです。
未経験者はスキルであまり勝負できないぶん、人柄で好印象を与えることが求められます。審査中や面接で、素直さや向上心、マナーの良さなどが伝わる受け答えを心がけましょう。
緊張しているからといって、ぶっきらぼうな返答をしてはいけません。謙虚さを忘れずに、礼儀正しい返答を意識しましょう。
まずは大きな声ではっきりとあいさつをして、明るくて話しやすい人間であることを審査員に伝えてください。オーディションによっては、スキルよりも人間性の魅力で合否を出すことも少なくありません。
その受け答えから、輝く原石を見つけ出す審査員もいます。「どんなにアピールしても、スキルが足りなかったら意味がないのでは?」と思わずに、自分の良い部分は積極的にアピールしましょう。
緊張によって普段の自分らしさが出せない人も多いため、ここで審査員に良いイメージを持ってもらえると、応募者の中でも大きな差がつけられます。「緊張してもいいから、まずは人柄を伝えること」を第一目標にして挑んでください。
④できるだけポジティブな言葉を使うよう心がける
書類選考や面接では、ポジティブで前向きな言葉を意識的に使いましょう。明るい人間性をアピールできるだけではなく、自分がスキルの高い人間であると印象づけられるからです。
たとえば、未経験者である自分のことを「まだまだ経験が足りないため、ご迷惑をかけるかもしれませんが...」と話す応募者Aと、「足りない経験をカバーできるほどのやる気と向上心があります!」と話す応募者Bでは、いったいどちらが魅力的にうつるでしょうか。
もちろん、応募者Bですよね。「素人ですが...」や「スキルが足りないことはわかっていますが...」などのネガティブな表現は、自分に自信がないような印象を与えてしまうので避けましょう。
オーディションに参加している以上、しっかり自分の発言に責任をもって話さなければなりません。できる限り、ポジティブで前向きな言葉を選んでください。文末表現を「~だと思います」から「~です」という断定的な表現に変えるだけでも自信をアピールできるので、意識的に使ってみましょう。
⑤まとめ
未経験者が声優オーディションに合格するためには、「志望動機を具体的に説明する」「ボイスサンプルを第三者に聞いてもらう」「人柄や人間性をアピールする」「ポジティブな言葉を使う」などのポイントに気を付けましょう。しっかりと意識すれば、初心者からの声優デビューも夢ではありません。