声優・俳優

オーディションで活きる?!話し方が上手くなるテクニック

90 .jpgオーディション対策

声優を目指す人の中には、人前で話すのが苦手という人も多いのではないでしょうか?

しかし、声優になるためにはオーディションや面接など、人前で自分をアピールする機会がとても多くなります。

そこで今回は、こうした場面で役立つ話し方上達のためのポイントと改善点を紹介していきます。

普段のコミュニケーションに悩む方にとって役立つ内容になっているので、ぜひ実践してみてくださいね。

伝わらない原因

  • 声が弱い・暗い
  • テンポが悪い
  • 内容にまとまりがない
  • 相手に関心がない

話が苦手な人にはこれらの特徴があり、聞く側にとってはストレスになることもあるかもしれませんね。

そして根本的な原因は、自信のなさからくるメンタルや話すときに出るクセが問題になっていることが多いです。

そこで、これまでの苦手意識をリセットし思い切って自分を変える努力をしてみましょう。

最初は違和感があるかもしれませんが、日常生活から少しずつ変わることで"素の自分"になっていきます。

以下では、こうしたポイントに絞って改善点を紹介していくのでぜひ参考にしてみてください。

「話し方」上達のポイント

口角を上げる

誰でも、表情が暗い人より明るい人の話を聞いてみたいと感じますよね。

声は体と連動しているように、表情が豊かになることで声にも色が出てきます。

また、口角を上げることで自然と声のトーンが明るくなるなど様々なメリットがあります。

声や表情が暗いと感じる人は、普段から表情筋トレーニングをすることで見た目の印象もアップするはずです。

【表情筋トレーニング】鍛えると滑舌も良くなる!様々なメリットとおすすめの練習法(2020.01.24)

胸を開く

こちらも印象アップに欠かせないポイントで、胸を開いて姿勢を正すことでお腹を使いやすくなり声が前に出やすくなります。

どんな話の内容でも声に力がある人とない人では印象もまるで変わってくるので、普段からブレストレーニングを交えた発声を心がけてみてください。

呼吸が安定することで、声がブレず語尾までしっかりと発音できるので、お腹から声を出す意識を身につけましょう。

【ブレストレーニング】自宅でできるおすすめの音を出さない練習5(2021.04.18)

相手を意識する

緊張すると、自分の内に内に意識が向いてしまって声も小さく下へ向いてしまいますよね。

喋るときも聞くときも、相手を意識することはとても大事なことで、目を見て相槌を打つことで共感を得やすくなります。

また、言葉を投げかけるときにしっかりと相手(対象)に向けて音を放つ意識を持つことで、声が届きやすくなります。

【朗読・原稿読み】"伝える"読み方にするための5つのコツ(2021.10.11)

簡潔にまとめる

内容がまとまらず、会話にテンポがないと相手も聞く気がなくなってしまいますね。

そこで、結論を最初に述べて理由を後に持ってくる話し方を意識しましょう。

結論は、相手が一番欲しい情報であり、自分が最も伝えたい部分になります。

また、会話の途中に「あのー」「えっと」「やっぱり」など口癖が出てしまう人は、言葉のつなぎ目に鼻で呼吸することがおすすめで、こうすることで自然と口が塞がり口癖がもれにくくなります。

イメージを共有

会話でもっとも大切な要素は相手に共感してもらえることで、これは声優を目指す人にとって必要不可欠なスキルだと思います。

そのためには、自分の経験や思いを上手く声に乗せて相手に届けることが重要ですね。

ただスラスラと会話できることがゴールではなく、イメージを共有することができてはじめて"伝わる"ことになります。

以下では、そのアプローチについて詳しく紹介しているのでぜひ参考にしてください。

【セリフ・ナレーション】表現力を鍛えるために一番おすすめの練習(2020.07.16)

引き出しを増やす

日常会話でも大切なことですが、相手に関心を持つことで2度目、3度目に会ったときでも会話のきっかけが生まれやすくなります。

ちょっとしたことですが、相手の特徴や趣味嗜好を覚えておくことそれだけで相手も関心を持ってくれることに繋がるかもしれません。

また、初対面の相手でも「きどにたてかけし衣食住」の法則を覚えておくと、日常会話の引き出しになるのでおすすめです。

【きどにたてかけし衣食住】

  • き:季節
  • ど:道楽
  • に:ニュース
  • た:旅
  • て:テレビ番組
  • か:家族・家庭
  • け:健康
  • し:仕事
  • 衣:衣服
  • 食:食べ物
  • 住:住居

まとめ

今回は、話し方上達のために意識したいポイントと改善点について紹介しました。

自分を変えるには、これからの意識と習慣が何より大切だと思います。

日常会話で少しずつ実践しながら、今後のオーディションや審査にぜひ役立ててみてください。

ライター:ゆうき

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