声優・俳優
未経験でも声優オーディションに合格できる?気をつけたいポイントも紹介
声優という職業に憧れを持ち、「自分も声優になりたい!」と思っている人も多くいるでしょう。
しかし、同時に「未経験だけど声優オーディションに合格できるのだろうか」と不安に感じている人もいるのではないでしょうか。
今回は、未経験におすすめの声優オーディションや、オーディションで気をつけるべきことを分かりやすくご紹介します。
未経験から声優を目指したいと思っている方、これから声優オーディションに参加しようと思っている方へ参考になればと思います。
【目次】
①未経験でも声優オーディションに合格できる?
②未経験におすすめの声優オーディション
③未経験が声優オーディションで気をつけること【書類審査】
④未経験が声優オーディションで気をつけること【実技審査】
⑤まとめ
<①未経験でも声優オーディションに合格できる?>
結論を述べると、未経験での合格はかなり難しいです。
「未経験歓迎」と書かれたオーディションも多数ありますが、実際はどうしても経験者が優遇されてしまいます。
ですが、挑戦する前から合格できないと決めつけてはいけません。
実際に未経験でもオーディションで合格を勝ち取った声優もいますし、もし合格できなくてもオーディションに参加したからこそ得られることは沢山あるでしょう。
まずは合否関係なく、オーディションの雰囲気やライバルを把握することを目的に参加するのもおすすめです。
もし何度もオーディションを受けているのに、なかなか合格を掴み取れない場合は、専門学校や養成所で基礎を学ぶことを視野に入れても良いかもしれません。
<②未経験におすすめの声優オーディション>
声優オーディションには、大きく分けて「出演オーディション」と「所属オーディション」の二種類があります。
「出演オーディション」は合格するとその作品に出演することができ、「所属オーディション」は合格すると事務所に所属する権利が得られるという違いがあります。
未経験の場合は、「所属オーディション」がおすすめ。
「出演オーディション」がすぐに作品に出演できる即戦力を探しているのに対し、「所属オーディション」はこれから活躍するであろう原石を探しています。
また、「所属オーディション」は合格者に上限がなく、その分チャンスが多いという点も未経験者向きです。
仮に合格できなくても、特待生として学びながら事務所に所属できる可能性もあります。
そのため、未経験でどのオーディションを受けようか悩んでいる場合は、「所属オーディション」に絞って探してみることをおすすめします。
<③未経験が声優オーディションで気をつけること【書類審査】>
書類審査で見られているのは、写真、自己PRの文章、ボイスサンプルの三点が基本です。
どんな写真を送ればいいのか悩むと思いますが、就活のように服装や髪形にきまりはありません。
清潔感があり、より自分の魅力が伝わる服装・髪形で挑みましょう。
自分に自信を与えてくれるような、お気に入りの一着でもいいですね。
自己PRでは、正直に嘘のない文章を心がけましょう。
自分を良く見せようとして嘘を書いたとしても、何人もの参加者を見てきた審査員には必ず見破られます。
気持ちが伝わるように分かりやすい文章で、真実だけを書くようにしましょう。
最後にボイスサンプルは、一発録りではなく、聞き直して修正をすることをおすすめします。
上手くできた!と聞き直しをせずに提出してしまっては、思わぬミスに気付いていない場合があります。
特に未経験の場合は、うまくマイクに声がのっていない、声の抑揚が思ったよりもついていない、という事も起こりやすいです。
何度も聞き直し、自分が納得するクオリティになるまで録り直すといいでしょう。
また、できれば締め切りギリギリではなく余裕を持って早めに提出することを心掛けましょう。
締め切りが近づくと応募が集中してしまうので、審査員もじっくり見ることが難しくなってしまいます。
オーディションの応募を見つけたら、締め切り日までを逆算しながら準備を進めてください。
<④未経験が声優オーディションで気をつけること【実技審査】>
書類審査に合格したら、次は実技審査へ参加することになります。
実技審査では、演技力に加えて面接などで人柄を見られる場面が設けられます。
演技の審査では、与えられたセリフを実際に読むことが多いです。
演技力や発声方法はもちろん、声質や姿勢、イントネーションまで審査員は細かくチェックしているでしょう。
ボイスサンプルでは演技をしている様子を見られることはありませんが、実技審査では入室から退室まで全て見られていると思うと緊張してしまいますよね。
実技審査に備えて、自宅で録画をしながらオーディションの流れを再現するといいでしょう。
映像を客観的に見ることで、立ち姿やお辞儀の角度など細やかなことにも気が付きやすいです。
演技はとにかく練習するのみなので、尊敬する声優の音声を参考にしつつ、自分らしい演技を習得しましょう。
面接では、特技披露や自己PRを求められます。
「特技もPRできることもない...」と悲観的にならずに、自分の好きなことや夢中になっていることを書き出し、文章にまとめてみましょう。
ここでも、嘘をついたり見栄を張らずに、素直にありのままの自分で勝負することが大切です。
完璧ではなくても、その人間性やキャラクターで審査員の印象に残る可能性もあります。
あまり難しく考えすぎずに、しっかりと練習をして挑めば大丈夫です。
<⑤まとめ>
ここまで、未経験におすすめの声優オーディションや気をつけるべきポイントをご紹介してきました。
全くの未経験から声優オーディションに合格するのは難しいですが、絶対に不可能ではありません。
挑戦してみないことには結果は分かりませんし、合格せずとも思わぬチャンスが転がり込む場合もあります。
また、オーディションの経験を重ねれば、合格にも着実に近づくに違いありません。
最初の一歩を踏み出し、自分の夢を諦めないことが大切です。
今回紹介したポイントに気をつけながら、ぜひ声優オーディションに挑んでみてください。