声優・俳優
声優オーディションに合格するための5つのコツ
声優になることが夢だという人は、多いのではないでしょうか。この記事を読めば、声優オーディションに合格するための5つのコツを知ることができます。ぜひご覧ください。
【目次】
➀1.志望動機や自己PRはなるべく具体的に書く
➁2.清潔感のある写真を用意する
➂3.ボイスサンプルは納得がいくまで録りなおす
④4.好印象を持たれるような振る舞いを意識する
⑤5.ネガティブな言葉・あいまいな言葉は使わない
⑥まとめ
<1 1.志望動機や自己PRはなるべく具体的に書く>
書類審査で提出する志望動機や自己PRは、できる限り具体的に書きましょう。
なぜなら、他の応募者と差をつけるポイントは、理由の具体性にあるからです。どうしてこのオーディションに参加したのか、自分の強みはどこなのか、自分を合格させるとどんなメリットがあるのか。それらのポイントを明確に文章で表現し、魅力的な人物であることを伝えましょう。
もし書き方に迷ってしまったら、具体的なエピソードを紹介するイメージで書いてみることをおすすめします。
幼い頃から視聴していた作品のどこが好きだったか、尊敬する声優さんのどこに惹かれて声優を志したのか、周りの人によく褒められる部分はどこか。審査側がスムーズに内容を想像できる具体例があると、応募者の特徴がわかりやすくなります。
自己プロデュース力を鍛えて、どのような文章を応募すれば自分に興味を持ってもらえるかよく考え、戦略的に内容を整えることが重要です。
<2 2.清潔感のある写真を用意する>
書類選考では、清潔感を与えられる写真を提出しましょう。不潔で暗いイメージがある応募者は、良い印象を持ってもらえないからです。
もしスキルがほぼ同じほかの応募者と審査で横並びになった場合、写真が魅力的な応募者が合格になるケースは少なくありません。
写真が理由で不合格になる危険を回避するためには、「プロのカメラマンに撮影してもらうこと」が大切です。プロに撮影してもらえば、清潔感のある明るいイメージの写真が用意できるでしょう。バストアップ写真と全身写真の両方とも、「これなら大丈夫!」と納得できる写真が撮れるまで撮りなおしましょう。
ちなみに、ヘアメイクや表情も「合格しやすさ」を意識することがポイントです。派手なヘアメイクは避け、ナチュラルな雰囲気の優しい笑顔をイメージするといいでしょう。現在、声優もアイドルのような仕事を行うこともあります。ビジュアルはできるだけ美しく見えたほうがいいので、ボイスサンプルと同じくらい時間をかけて用意しましょう。
<3 3.ボイスサンプルは納得がいくまで録りなおす>
声優のオーディションでは提出必須となるボイスサンプルは、自信を持って提出できるデータが録音できるまで何度も録りなおしましょう。
面接やスタジオ審査では、自分自身の人柄や対応力といったプラスアルファの面でもアピールできますが、ボイスサンプルはそのデータのクオリティだけで判断されるからです。余裕を持って次の審査に進むために、高クオリティのボイスサンプルを用意してください。
良いボイスサンプルを作るコツは、「ネットで拾った原稿をそのまま使わないこと(オリジナリティを出せないため)」「制限時間を守ること(タイムオーバーしているとその時点で合格率が一気に下がるため)」「第一声に自分のスキルをすべて詰めること(第一声のレベルが低いボイスサンプルは最後まで聞いてもらえないため)」です。
後悔しないように、事前に対策できることは全部試してみましょう。
<4 4.好印象を持たれるような振る舞いを意識する>
いざ面接やスタジオ審査に進んだら、審査員に良い印象を持ってもらえるような振る舞いを心がけましょう。審査員は、声優としてのスキルだけではなく、「この人と一緒に仕事ができるだろうか」という観点も重視しています。
具体的には、明るくハキハキと受け答えをしたり、入退室の際にしっかりとあいさつを行ったりしてください。あたりまえのことだと思うかもしれませんが、極度の緊張に襲われるオーディション中は普段できていることができなくなってしまうものです。
「今の自分を見て審査員はどう思うだろうか?」と常に考えながら、オーディションに挑むといいでしょう。礼儀正しい魅力的な人間であることをアピールすることを忘れないようにしましょう。緊張状態でも普段の自分が出せるように、何回も面接や審査のシミュレーションを行っておくと安心です。
<5 5.ネガティブな言葉・あいまいな言葉は使わない>
オーディションでは、書類審査・面接・スタジオ審査すべてを通して、ネガティブな言葉やあいまいな言葉を使わないようにしてください。オーディションでそのような言葉を多用すると、自分に自信がない人間だと思われてしまいます。
ネガティブな言葉とは、「素人レベルですが」「初心者で恥ずかしいですが」「まだまだ経験が足りませんが」といった言葉です。あいまいな言葉は、「〜だと思います」「きっと〜です」「〜だと聞いた気がします」などが例に挙げられるでしょう。
オーディション経験が浅い人はついつい使ってしまいがちな言葉ですが、審査側は、自分の声に自信がある人間を合格させたいと考えるものです。より自分の魅力を倍増させるためにも、「〜です」「〜だと考えます」といった言い切りの言葉を使い、ハッキリ自分の意見を伝えてください。
<6 まとめ>
声優のオーディションに合格するためには、「志望動機や自己PRはなるべく具体的に書く」「清潔感のある写真を用意する」などのコツがあります。今回ご紹介したコツを参考にして、これからのオーディションに活かしてみてください。