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【腹式呼吸】コツを掴める3つの方法

84.jpg発声までのアプローチ

正しい発声に欠かすことのできないのが「腹式呼吸」ですよね。

発声の基礎とはいえ、いまいち方法やコツがわからない人も多いのではないでしょうか。

しかし、ある方法から簡単に感覚を掴めるコツがあり、みなさんが日常生活で行なっていることでもあったりします。

そこで今回は、腹式呼吸を身につけるための簡単アプローチ方法を紹介していきます。

集中できる環境を整えたらぜひ実践してみてくださいね。

腹式呼吸の主なメリット

  • 声量アップ
  • 声に厚みが出る
  • 音域が広がる
  • 発声が持続しやすい
  • 喉を痛めない

腹式呼吸には、主にこうしたメリットがありますが、どれも"良い声"には欠かせない要素ですよね。

胸式呼吸での発声にありがちな、声の細さ、アタック音の弱さ、声枯れ、息切れなどの克服につながるのでとてもおすすめです。

そのため、発声を覚える前にしっかりと腹式呼吸をマスターしておくことが重要です。

実践のポイント

そもそも腹式呼吸に慣れていないときは、自分が出来ているのかすらわからなかったりしますよね。

そこで、とてもシンプルですが、呼吸時の基本的な流れをまとめてみました。

  • 鼻から空気を吸う
  • お腹が膨らむ
  • お腹がへこむ
  • 口から空気が出る

慣れないうちは、自分でお腹を動かそうとすると肩に力が入ってしまいかえってできないこともあります。

はじめる前は、リラックスして余計な力が入らない状態で取り組んでみてください。

というわけで、これらをもとに以下で腹式呼吸のコツを掴める3つの方法を紹介します。

3つのおすすめアプローチ

脱力

先ほども挙げたように、腹式呼吸ではリラックスすることがとても大切ですが、取り掛かろう思うと無意識に力が入ってしまいますね。

そこで、おすすめなのは、全身の筋肉を思い切り緊張させてから脱力する方法です。

これを繰り返すと、その後、体が疲れて自然とリラックスしたまま腹式呼吸を行いやすくなるのでおすすめです。

  • 全身に力を入れて拳をグッと握る(10)
  • 一気に脱力

あおむけ呼吸

感覚を掴むもう一つのアプローチが、腹式呼吸がしやすい体勢をとって確認することです。

立った状態だと肩に力が入りやすいですし、お腹の動きも確認しにくいはずです。

そこで、まずは身体をあおむけの状態にして呼吸してみてください。

実は、人は寝ているときは腹式呼吸の状態で、これと同じ体勢になることで、自然と呼吸が身につきやすくなります。

このとき、手を当てているお腹が呼吸に合わせて動いていればOKです。

感覚が掴めたら立った状態での呼吸にもチャレンジしてみましょう。

あくび

腹式呼吸と合わせて声を出すときに、喉が締まりがちな人も多いのではないでしょうか?

感覚が掴めても、実践で正しい発声が出来なければ意味がないですよね。

しかし、こんなときに役立つ日常のヒントが「あくび」です。

実際にあくびをするときは、喉が開いて声も野太くなりますよね。

実はこのとき、呼吸に合わせてお腹もしっかり腹式呼吸で連動しています。

いざ声を出すときは、普段のあくびを何度も再現して喉の開き具合やお腹の動きを確認してみましょう。

まとめ

というわけで、今回は腹式呼吸のコツを掴むおすすめアプローチ方法を紹介しました。

実際に試すときは、お風呂上がりや就寝前がおすすめで、静かな環境のなかリラックスした状態で行うことで腹式呼吸の感覚を掴むことができるはずですよ。

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ライター:ゆうき

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