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【おすすめ読み聞かせ本】絵本・童話15選

117.jpg作品紹介

「あの本を読んであげたい」「こんなお話を聞かせてあげたい」など。

お子さんに向けて読み聞かせをしあげたいと思う人も多いのではないでしょうか。

しかし、はじめて読み聞かせをする場合、どんな作品を扱えばいいのか悩みますよね?

作品探しは意外と難しいものですが、どんな作品でも相手が喜んでくれることがいちばん嬉しかったりします。

そこで今回は、読み聞かせにぜひおすすめしたい作品を厳選して紹介していきます。

楽しいものから心温まるものまで幅広くラインナップしてみたので、ぜひ作品選びの参考にしてくださいね。

作品選びのポイント

読み聞かせとして絵本や童話などたくさんの作品がありますが、まずはお子さんの「年齢」と「興味のありそうなもの」をテーマに選ぶのがおすすめです。

そのうえで、カラフルなイラストや、個性的なキャラクターが登場するものは視覚的にも楽しめますし、生活の身近なものを扱ったお話であれば、子どもも大人も共感できてちょっとした教訓になるかもしれません。

読む際は、子どもの目線で「明るく」「ゆっくり」「わかりやすく」意識してみるとより伝わりやすくなります。

  • 年齢や興味にあわせよう!
  • 共感しやすいものを意識しよう!
  • イラスト、キャラクターがあると便利!

絵本・童話おすすめ作品【国内作家】

『おべんとうバス』真珠 まりこ

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出典:ehonnavi.net

絵本作家・真珠まりこさんの『おべんとうバス』は、小さなお子さんがついつい反応したくなる「乗り物×食べ物×お返事」の要素が詰まった一冊。

かわいらしいカラフルなイラストとお弁当箱のバスに乗り込む食べものたちの様子が楽しく描かれています。

お子さんと「お返事」を交えながら読みすすめられる参加型の内容となっていて、はじめての読み聞かせでも飽きないお話ですね。

『きんぎょが にげた』五味 太郎

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出典:Amazon.co.jp

「きんぎょが にげた。」「また にげた。」「こんどは どこ?」ページをめくればついついジーッと探してしまうこと間違いなし!

五味太郎さんの『きんぎょが にげた』は、小さいお子さんでも楽しめる"かくれんぼ遊び"が絵本でできるロングセラー作品。

各ページ大きなイラストが特徴的ですが、簡単には見つけられないからこそ何度も見返してしまう一冊です。

『パンどろぼう』柴田 ケイコ

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出典:Amazon.co.jp



「おれはパンどろぼう。おいしいパンをさがしもとめるおおどろぼうさ。」

泥棒なのになぜか憎めないキャラクターとシュールなイラストから子どもウケ抜群。

「第11回リブロ絵本大賞」で大賞を受賞した柴田ケイコさんの人気作。

こちらも、指さがしでキャラクターを見つける楽しいお話ですが、ラストの展開には思わずほっこりしてしまいます。

『でこぼこホットケーキ』よしだ あつこ

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出典:Amazon.co.jp

大好きなおばあちゃんのためにホットケーキを作ることにしたハリネズミのププとポポ。

届ける間にだんだんと小さくなってしまうホットケーキですが、最後はハッピーエンドな心温まるお話。

柔らかいタッチのイラストと途中で出てくるホットケーキの歌がアクセントになり、読み聞かせが楽しくなる脚本家・よしだあつこさんの絵本です。

『ぐりとぐら』なかがわ りえこ

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姉妹である、中川李枝子さん、山脇百合子さんによる世界的ベストセラー作品。

野ねずみのぐりとぐらは、森の中で見つけた大きなたまごから黄色いカステラを作ることに...

美味しそうなイラストと試行錯誤して作る2匹のストーリーは、おやつやお料理が大好きなお子さんにぴったりな一冊。

動きのある文体は、読み聞かせがはじめての方でも抑揚がつけやすく共感しやすい内容となっています。

『ちいさなくれよん』安井 淡

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篠塚かをりさん・安井淡さんの人気ロングセラー作品。

折れてしまった黄色いくれよんが主人公で、結末もファンタジーな童話らしいストーリーとなっています。

ひらがな主体の読みやすさと惹き込まれるような幻想的なイラストが特徴的で、身の回りにある"まだ使えるもの"を教えてくれる優しい作品になっています。

『なんだろうなんだろう』ヨシタケ シンスケ

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「友だちってなんだろう?」「しあわせってなんだろう?」

人気絵本作家・ヨシタケシンスケさんが描く、日常のちょっとした疑問をテーマにした作品。

哲学的な内容でありながらも、マンガのような会話形式で進んでいくので話を追っていきやすく、ポップで柔らかいイラストから読みきかせとしても活用できます。

ゆっくり問いかけるように読み進めることで、よりわかりやすく伝えることができるはずです。

『私は猫が嫌いだ。』よこた だいすけ

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イラストレーター・よこただいすけさんの『私は猫が嫌いだ。』は、娘の拾ってきた小さな黒ネコとの共同生活の物語。

とにかくマイペースでお騒がせなネコに引っ張られる頑固なお父さんとのやりとりが楽しく、次第に家族の成長とあわせて変化していく様子も印象的です。

キャッチーなイラストで描かれる心温まる感動ストーリーは、大人にも子どもにもにも聞かせてあげたい作品です。

『手袋を買いに』新美 南吉

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現在でも、多くの人に親しまれる新美南吉の『手袋を買いに』。

もの知りで心配性な母ぎつねと無知で無邪気な子ぎつね、それぞれの対比が動物の視点でファンタジーに描かれています。

親子愛はもとより、人間ときつね、両方の立場になって考えさせられるお話です。

『注文の多い料理店』宮沢賢治

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「当軒は注文の多い料理店ですからどうかそこはご承知ください」

童話作家・宮沢賢治の代表作ともいえる『注文の多い料理店』は、小学生向けの読み聞かせ作品ですが、こちらはイラストやふりがなも添えられていて飽きずに読み進めることができます。

視点を変えると、人間社会への風刺などが盛り込まれていて大人でも読みごたえのある一冊ですね。

絵本・童話おすすめ作品【海外作家】

『はらぺこあおむし』エリック=カール

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かわいいあおむしの表紙を一度は目にしたことがある人も多いであろう、エリック=カールの『はらぺこあおむし』は絵本の魅力が活かされた大人気作品。

お腹をすかせたあおむしが、食べものをたくさん食べて最後は美しい蝶々になる...

とてもシンプルなお話ですが、そのなかで、あおむしの成長の過程やカラフルな食べもの、さらには穴あきの仕掛けを楽しめる知育にぴったりな一冊となっています。

小さいお子さんには丈夫なボードブックがおすすめです。

『おおきなかぶ』A.トルストイ

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アレクセイ・トルストイの『おおきなかぶ』は、おじいさんが「おおきくなぁれ、あまくなぁれ」とかぶのたねを植えたことからはじまるスケール感満載の物語。

最初は家族が助けに来てくれますが、次第に大掛かりな作業へと発展していきます...

みんなで力を合わせることの大切さを説いた教訓となっており、大きなイラストは一度読んだら忘れられない作品。

『スイミー』レオ・レオニ

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世界中で愛されるレオ・レオニの名作『スイミー』は、仲間を失った小さな黒い魚の物語。

小さな体のスイミーは、どうしたら大きな魚に立ち向かうことができるのかを考えます。

イラストで楽しむのにぴったりなストーリーは、「自由」になるための様々な教訓が記されています。

『きたかぜとたいよう』バーナデット・ワッツ

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旅人の着ている服を脱がせることができた方が勝ち。

ときには、力ずくではできないこともあるという有名なイソップ童話ですね。

コミカルに楽しめる作品ではないものの、誰もが馴染みのある定番の童話がイラスト仕立てでわかりやすく学べます。

『マッチうりの女の子』アンデルセン

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アンデルセン童話の名作『マッチうりの女の子』。

一見とても幻想的で悲しいお話に見えますが、幸せのあり方は人それぞれという教訓も込められており、幅広い世代に共感されるお話ですね。

読み手としても、様々な視点から考えさせられる読み応えのある作品です。

参考サイト

上記の作品以外では、無料でテキストを閲覧可能な「青空文庫」がおすすめです。

童話やむかし話以外にも、小説、詩集、エッセイなどを著名作家の作品が多数アップされています。 

https://www.aozora.gr.jp

まとめ

というわけで、今回は読み聞かせにおすすめな絵本・童話作品を紹介しました。

イラストにキャラクターにストーリーと、お子さんが楽しめる要素が満載のものばかりなので、ぜひ気になった一冊があればチェックしてみてくださいね。

ライター:ゆうき

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