オーディション

印象アップのためのオーディション写真と服装選びのコツ

105 (1).jpgオーディション対策

今や、声優を目指す上では欠かせない要素といえるのがオーディション対策ですよね。

毎年多くのオーディションが開催されていますが、応募にあたっては何かと準備にお金がかかってしまうものです。

宣材写真においても、「安くてクオリティの高いものを」と思う人も多いかもしれませんね。

実は、ここ数年スマートフォンの性能も格段に向上したことから、スタジオ並みとまではいかないまでもちょっとしたコツを押さえることで充分良いものが撮影できたりするんです。

そこで今回は、服装選びから写真撮影時までのおすすめアプローチについてご紹介していきます。

もちろん、本格的なスタジオで撮影する人にもおすすめしたい内容なのでぜひ参考にしてみてください。

オーディション写真の注意点

スマートフォンでもクオリティの高い写真が撮影できるとはいえ、応募する際はオーディションの応募要項をしっかりチェックしておきましょう。

なかには、「〇〇ピクセル以上」というような画質の指定があります。

まずは、手持ちの機材の画質やどのような画角(サイズ)で作成すべきかをあらかじめ理解しておくことがポイントです。

撮影前の準備

オーディションで大切なのは、審査側から見たときに自分自身がどんな人物であるかをわかりやすく伝えることがポイントです。

とかく"盛れた写真"を意識しがちですが、自然体な方がその人自身の人間的な魅力が伝わりやすいですよね。

加工や修正を施すにしても、不自然にならない程度の清潔感が出るくらいがベストです。

それでは、以下で服装や撮影場所選びについて紹介していきます。

服装選び

オーディションの服装選びで迷う人も多いと思いますが、基本的に明るさ・若々しさ・清潔感を意識することが大切で、おそらくこの3つはどこの声優学校でも指摘されるポイントです。

最近では顔出しが当たり前になりつつある声優業界なので、作品やプロダクションによってはとくにこの辺もチェックされそうですね。

具体的に挙げれば、派手な色合い、ロゴ入り、柄もの、過度なアクセサリーも悪目立ちするので、取り入れるにしてもアクセント程度がいいです。

逆に、色合いが地味すぎると表情まで暗く見えてしまいかねず、とくにトップスで黒っぽいものは避けるのがベターです。

この他にも、体型のラインがわかりにくいもの(ゆったりしたワンピース、足が隠れるロングスカートなど)やラフな格好、ヨレやシワが目立つものも避けるべきです。

メイクや髪型についてですが、これも服装と同じように清潔感があってシンプルかつナチュラルな方が好印象です。

一番目立つべきなのは自分自身であり、しっかりと相手に知ってもらうことを基本に考えて選びましょう。

その上で、自分の声、見た目、キャラクターの印象にあった服装を選ぶと、本番でもより引き立ててくれるはずです。

撮影場所選び

次に撮影場所についてですが、こちらも先ほど挙げたようなシンプルで明るく清潔感のある場所がおすすめです。

例えば、背景はごちゃごちゃしていない白い壁やパーテーションがある場所を基準に選んでみましょう。

屋内であればレンタルルームや会議室などを、屋外であれば陽のあたる時間帯に人通りの少ないポイントを考慮しながら選ぶと撮影も捗りやすくておすすめです。

また、バストアップ写真はとくに光のあたり具合によって随分と違った印象になるので、自作でレフ板を用意してみるのもいいかもしれません。

撮影時のポイント

オーディション写真は、一般的に「バストアップ」と「全身」の2種類を撮影することになると思います。

  • バストアップ:胸から頭頂部
  • 全身:つま先から頭頂部

できることなら自分以外の撮影者に協力してもらうことがベストですが、セルフで行う場合は目線の高さほどあるカメラスタンドがあると便利ですね。

カメラの高さが、目線より高すぎたり低すぎると余計な印象与えてしまうのでこの点はとくに注意しましょう。

それでは以下で、より印象がアップするような撮影時のポイントを紹介していきます。

表情

オーディション写真に限らず、ファーストコンタクトで最初に目がいくのはその人の顔や目だったりしますよね。

とくにバストアップ写真は、表情一つで印象が左右されるくらいかなり重要なポイントです。

撮影時は表情が強張りがちですが、男性であれば爽やかさや凛々しさ、女性であれば柔らかい表情だと好感が持たれやすいかもしれません。

目線を決め、口角を上げ、顎を少し引くようにすると印象も良くなりますね。

姿勢

表情とあわせて、普段からモデルさんが意識しているような姿勢やポージングも大切ですね。

とはいえ、オーディション写真なのでそこまで作り込む必要はないのですが、背中が曲がっていたりすると不恰好に見えてしまいます。

普段から、鏡で自分がよく見える角度を研究しておくこともポイントです。

やや角度(45度程度)をつけて両肩を開くと凛々しくスラッとした印象になるのでおすすめです。

リラックス

先ほども少し触れましたが、撮影時はとにかくリラックスが肝心です。

はじめての写真撮影では、「リラックスできずに終わってしまった」なんてこともよくあることで、どんな表情やポージングも体が強張っていては不自然に見えてしまい、いわゆる"目が笑ってない"状態になってしまいますね。

楽しい気持ちになれば自然と緊張がとけて明るい表情が出るようになるので、家族や友人と会話を交えたり、BGMを流しながら撮影することもおすすめです。

  • 親しい人と会話をする
  • 音楽を流す
  • 楽しいことを想像する
  • 軽く体を動かしてから臨む

まとめ

というわけで、今回はオーディション写真で印象が上がる撮影のポイントについて紹介しました。

  • 明るさ
  • 若々しさ
  • 清潔感

オーディションでは、まず相手に知ってもらうことを念頭に、上記のようなポイントを意識してみることがおすすめです。

そして、鏡を使って普段から表情やポージングの練習をしておくことで、さらに自分を良く見せられるはずです。

ぜひ、納得のいく写真が撮れるようチャレンジしてみてください。

【声優オーディション】書類&テープ審査で合格率を上げるポイント(2019.11.18)

ライター:ゆうき

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