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日本ネイリスト技能検定試験

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日本ネイリスト技能検定試験とは

ネイリスト技能検定試験とは正しいネイル学をマスターし、ネイル産業の健全な発展を促す為に1997年から実施されている資格試験です。
NPO法人日本ネイリスト協会(JNA)が主催、運営しておりましたが、資格が持つ専門性、公益性、社会的な価値を高める為に2008年にJNAとは独立した機関として日本ネイリスト検定試験センターを設立移管し試験の主催、運営をしております。(現在 公益財団法人日本ネイリスト検定試験センター  略称JNEC)
現在2014秋期までの受験者数は約61万人を超え、ネイル学の正しい知識と技術を身につけているか示すネイリストとして欠かせない検定試験となっております。

≪ 試験内容 ≫

・3級

ネイリストベーシックのマスター。ネイルケア、ネイルアートに関する基本的な技術及び知識。(JNECネイリスト技能検定試験試験要項から抜粋)

<実技試験 >
所要試験70分 ネイルケア、カラーリング、ネイルアート1本。

<筆記試験 >
所要時間30分 出題形式は択一問題・マークシート方式。
出題内容は衛生と消毒、爪の構造(皮膚科学)、爪の病気とトラ(爪の生理解剖学)、ネイルケアの手順等。

< 受験資格 >
受験時に義務教育を修了している方。

ネイリストとしての第一歩である3級は正しい道具の扱いが出来ているか、手順、技法を理解しているか等、ネイルの基礎を身に付けられているかが見られます。
基礎知識を学び、一番最初に受験する検定試験になりますので、ネイリストを目指している方はもちろんのこと、理容美容専門学生も受験することが多い試験級です。
2014秋期検定試験までの累計合格率84.71%

・2級

サロンワークで通用するネイルケア、リペア、チップ&ラップ、ネイルアートに関する技能及び知識力が要求されます。(JNECネイリスト技能検定試験 試験要項から抜粋)

< 実技試験 >
所要時間前半35分 ネイルケア。
後半55分チップ&ラップ、カラーリング、ネイルアート1本。

< 筆記試験 >
所要時間35分。出題形式は択一問題・マークシート方式。
出題内容はネイルの歴史、衛生と消毒、爪の構造(皮膚科学)、爪の病気とトラブル(爪の生理解剖学)、ネイルケアの手順、リペアの種類及びチップ&ラップの手順、その他実践的施術全般、プロフェッショナリズム 等。

< 受験資格 >
3級取得者のみ

2級は3級の知識を加え、ネイルサロンで働く際の知識と技術を要します。合格ラインの基準としてサロンワークレベルの入り口に立っているかを見られます。
現在ネイルサロンの求人募集ではこの2級取得が採用の最低条件となっている所が少なくありません。
2014秋期検定試験までの累計合格率39.80%

・1級

トップレベルのネイリストとして必要とされる総合的な技能及び知識が要求されます。(JNECネイリスト技能検定試験 試験要項から抜粋)

< 実技試験 >
所要時間150分 ネイルイクステンション(スカルプチュアネイル、チップ&オーバーレイ)、ネイルアート(ミックスメディアアート)。

< 筆記試験 >
所要時間40分 出題形式は択一問題・マークシート方式。
出題内容はネイルの歴史、衛生と消毒、化粧品学(材料、内容成分、効果等)、爪の構造(皮膚科学)、爪の病気とトラブル(爪の生理解剖学)、ネイルケアの手順、イクステンションの手順、その他実践的施術全般、プロフェッショナリズム 等。

< 受験資格 >
2級取得者のみ

1級は前記のとおり、トップレベルのネイリストとして、全ての知識と技能を有する事が要求されます。
ネイリスト技能検定試験は飛び級は出来ませんので、3級を取り、2級でケアカラ―までのプロレベルの技術を習得した者が受験します。
1級まで取得すれば、プロのネイリストとして、問題なくサロンで活躍出来ることでしょう。
また、就職に関して、1級を取得しているとかなり有利になってくると思いますが、スクールの勉強期間の関係などで就職してから1級を受験する方も多いです。
現状としてジェルネイルが主力となってきている中、サロンワークであまり出にくいスカルプチュアの技法は、施術する機会も減少しているため年々合格率も下がってきている傾向にあります。
2014秋期検定試験までの累計合格率36.93%

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