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アロマテラピー検定

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女性からは特に人気の高いアロマテラピー。 アロマテラピー(芳香療法)は、植物の恵みでもある精油を用い心身の不調を改善し、健康や美容に役立てていく自然療法です。
最近では、「アロマって何?」と言われることはほとんどなくなり、自宅での芳香浴やアロマトリートメントなど、身近に楽しんでいる方、未体験だけど興味があるという方が増えてきました。ではいつごろからこれほど私たちの生活に浸透してきたのでしょうか?

アロマテラピーが日本に入ってきたのは1980年代になります。人気が出たのは1990年代の終わりから。
わずか30年ほどで、これほど広く広まった理由には、ストレス社会とも言われる背景が影響しているかもしれません。植物から抽出される精油は、その香りだけで私たちの疲れを癒し、またリフレッシュさせてくれます。森の中や植物園などに行くと、思わず大きく深呼吸したくなりますよね。精油にはそれと同じ作用があるのです。心地よいと感じる香りは、脳の大脳辺縁系という場所に作用し、私たちの身体によい影響を与えてくれます。

そして、鼻から吸い込んだ香りを楽しむだけでなく、実はそこにも私たち人間の身体と精油の持つ力による素晴らしい相互作用が生み出されます。精油に含まれる芳香分子は鼻の嗅細胞を通して脳に送られ、脳からはホルモンや神経へと働きかけ、私たちの身体や心を本来あるべき健やかな状態に導いてくれるのです。現代社会、特に都会でビルに囲まれて暮らす人々の自然を求める気持ちが、身近にあるアロマセラピーや精油に関心を向かわせるのかもしれません。

気軽に楽しめるこうした芳香浴を始め、精油をブレンドしたオイルを用いたアロマトリートメントも様々な分野で用いられています。日々の心身の疲れを癒すために利用する人も増えました。高齢者ケアの一環として、また医療の分野でも導入されてきており、最も注目されている自然療法だと言えるでしょう。芳香やトリートメント以外にも、日常的に使用できるアロマクラフト作りも人気です。夏には虫除けスプレー講座などもよく見かけるようになりました。

精油には香りを楽しむだけでなく、それぞれの精油に含まれる成分によって様々な薬理作用が認められています。広く知られている鎮痛剤なども、もとは植物の成分を抽出して作られたりしていることをご存知でしょうか。フランスではアロマテラピーは医療の一環として活用されています。

様々な分野で広い世代に好まれるアロマテラピーの魅力は尽きることがありません。
ご自身やご家族で楽しむ方から、セラピストや講師としてお仕事で活動される方まで・・・
利用される幅も広がります。
『アロマっていいな』と思われる方、ぜひアロマテラピーについての基礎から学んでくださいね。何事もまずは最初が肝心。気軽に楽しめるとは言っても、使用上の注意など気を付けるべき点もありますし、知っていると役立つこともたくさんあります。そして、ご自身の知識の確認には、『アロマテラピー検定』を受けてみてはいかがでしょうか。1年に2度、全国各地で開催されます。こちらのアロマテラピー検定公式テキストを見ると、アロマの基礎から応用までしっかりと身に付く内容になっています。アロマテラピーを安全に楽しんでいけるかの目安になりますし、自信にもつながります。
美容に健康に、アロマテラピーを最大限に活用して、楽しい暮らしを送りましょう。

*アロマテラピー検定についての詳細は、以下HPでご確認ください。
http://www.aromakankyo.or.jp/index.html