美容師資格を持っているだけじゃ、安定しない。美容師資格の真実。
前回は
〇コンビニの約4.3倍!?美容師業界が抱える2つの問題。1つめ
〇コンビニの約4.3倍!?美容師業界が抱える2つの問題。2つめ
の2つのエントリーで美容室の問題提起を行いました。
今回は、美容師資格についてのエントリーです。
よく、学生さんや親御さんが言います。
『国家資格だし、持っていても損はないから・・とりあえず取っておきな。』
『資格があれば、安定するから欲しい!』
いやいや、ちょっと待て。なんでそうなるの?と言う思いが強いワタシが訴えるのが今回のエントリーです。
〇美容師資格って、なんなんだ。
美容師資格は国家資格です。国家資格とは何かと言うと・・・『その仕事をするためには、国が定めた資格を取得する必要がある。』
というものですね。例えばどんなものがあるかと言うと・・・
*医師
*看護師
*保育士
*税理士
*会計士
などなどなどなど・・・・
医者 『資格がなければ、患者の診断をしてはならぬ。』
⇒まあ、高度な知識と量がなければオペとかされたくないよね。実験されてる感じするもんね。
よくわからんからって、ネギを渡されたら、たまんないですよね。
看護師 『資格がなければ、患者に注射とかしたらダメ。』
⇒血管どこ?レベルの人に注射されたくないよね。怖いよね。
保育士 『資格がなければ、子供を預かってはならぬ。』
⇒まあ、ある程度の知識、技術がない人に自分の子供を預けたくないよね。
美容師 『資格がなければ、人の髪に触るな!』
⇒ん?おかしくない?その理論ならネイルとかエステもダメじゃん。
※ネイル、エステは資格がなくても出来るお仕事です。
〇美容師資格ってどんな勉強するの?
美容師 『資格がなければ、人の髪を触ってはならぬ。』 ドーン!!!
(海外で美容師が国家資格って言う国の方が珍しいのです。)
実は、1995年に美容師になるまでの過程が大きく変更されました。
中卒可→原則高卒以上
1年制→2年制
インターン制度の廃止。(実習制度です。)
だから何なの?って思ったアナタに説明しよう。
インターン制度(実習)があった時は、『美容室で働いける子達を育てる。』ことを目標にしていました。
だって、インターン制度があるってことは経営者からすれば働きぶりや技術力を見れるタイミングですよね。
だから学校としては、ある一定レベル以上の技術、スキル、コミュニケーション能力がないと就職させられなかった。
でも法改正後はインターン制度が廃止。学校の目的は『美容師資格合格率』に変更されました。
別に問題ないじゃんじゃね?と思ったアナタ。問題ありありなんですよね。
問題点①練習はほぼ、マネキン。
実技では、カッティングとオールウェーブです。
カッティングはレイヤースタイル。
こういうやつね。 うーん。このカット現場で使うことあるかなー。
オールウェーブはこれ。
んーこれ流行ったの1930年代ごろだぞ・・・・いくら流行は一周すると言えども、さすがにこれは・・・
美容師資格課題は現場で求められるものが出ないのが不思議なところ。
現場で求められていない技術をひたすら、マネキンで練習するんです。
結局人の頭って、
髪量・髪質・クセ・長さ・・・ ひとりひとり違います。
なので、卒業後すぐ人頭でひたすら練習しなおさないと行けません。
その期間なんと、2年~3年。
ちなみに3年以内に辞めてしまう人は72%にも及ぶそう・・・
美容資格を持っているけど、スタイリストデビューまでに辞めちゃう人が100人いれば70人越え。
その70人は10年後に美容師やりたい!と思ってもまた、下積み3年間を1からスタートしないといけません・・・・
ちなみに、海外の美容学校だと、マネキンを使わずに人頭で練習することがほとんどだそう・・・
問題点②美容師資格合格を目標にすると、即戦力にならない?
美容学校で学ぶのは『国家資格合格のため』の勉強です。現場が求めているスキルとは大幅に離れているためです。
これもまた、同じ様に3年間の下積み中に習得します。
美容師資格を持っている人の悩みで多いのが『シャンプー、メイクやアップスタイルが出来ない。カラーリングが苦手だから不安。』と言う方が多いのも事実。
〇なんで2年も通っているのにそんなことになるの???
2年間で2000時間勉強するのが一般的です。2000時間のうち1400時間は法律によって、内容が決まっています。
1400時間のうち、800時間が美容実習。
残り600時間が教科書を暗記する系。
800時間の美容実習
①スキャルプ・トリートメント
②カット(基礎・応用)
③ワインディング(基礎・応用)
④フィンガー・ウエーブ
⑤ピンカール
⑥国家試験(3パターン)
⑦シャンプー
⑧ヘア・カラーリング
⑨マニュキア
⑩フェイシャル・マッサージ
⑪新日本髪
⑫着付
⑬メイク
⑭エステティック
を勉強します。
ざっくりベタ割すると・・・
800時間 ÷ 14科目 = 57時間
1科目、57時間が平均です。
2年間あるので、÷2をすると、29時間。1年間で29時間勉強します。
どこの専門も、1限が90分。 29時間 ÷ 90分 =19
1年間に19回です。
週に1回、90分を19回します。
1年は48週あります。
2.5週に1回、90分の授業を受けると言うことです。
1年のうち半分以上は授業をしていない時間があると言うことですね・・・
そして、600時間は教科書を暗記する授業・・・
関係法規・制度 30時間
衛生管理 90時間
美容保健 120時間
美容の物理・化学 90時間
美容文化論 90時間
美容運営管理 60時間
美容技術理論 120時間
これからは、美容師資格合格を目的にするのではなく、美容室と提携して現場で活躍出来る人材作りを目指していかないと美容師業界は衰退の一途です。
〇じゃあどうすればいいの?
通信で美容資格を取る!と言う選択肢があります。
サロンワークをしながら、美容師を取得できます。通信制だと学費も安く通えます。
それに、高卒後美容専門を卒業した子達より、早くスタイリストデビューが出来ます。
18歳で高校卒業 ⇒ 20歳で美容専門卒業 ⇒ 23歳でスタイリストデビュー!
18歳で高校卒業 ⇒ 21歳でスタイリストデビュー!
しかも、美容室が学費を負担してくれるところもあるんですよ。スゴイ!
まとめ
マネキンで練習するのは、マネキン業界の利権だと思う。
美容師学校が2年生になったのは、少子化に伴う志望学生の減少を穴埋めするためだと思う。
本当に美容師になりたいなら通信課程が最短距離だ。
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