コラム
ファッションの勉強とは?【第一話】基本を知る
ファッションの勉強をする上でなくてはならないもの、それは一体なんでしょうか?センス? コーディネート力? もちろんそれらも必要です。しかし、ファッションの世界で生きていこうと思うのならば絶対に身につけておいたほうがよいもの、それはファッションの基本を知る、すなわち洋服の成り立ちやその歴史を知るということです。
これはファッションセンスやコーディネート力の土台をつくり、その土台を強固なものにしてくれ、ファッションにおける自信やアピール力を高めてくれるものです。具体的にどのような基本を勉強しておいたらよいのか、見ていきましょう。
洋服の専門用語を知る
ファッションには専門用語というものが存在します。これからその道を志すなら一つでも多くの専門用語を知っておいたほうがよいでしょう。特に洋服の構造上の名前や素材の名前、縫製や柄の知識の引き出しは多ければ多いほど優位です。知らない用語を聞いて焦らないためにも、あらかじめその知識を学んでおいて損はありません。
洋服の歴史を知る
ファッションはご存知の通りトレンドが繰り返されます。昔流行ったファッションが現在のトレンドを作り出しているということが多々あります。すなわち古くからのファッショントレンドの移り変わりを勉強しておけば今のトレンドがどの時代から来たものなのか、根拠を持って説明することもできるのです。特に年代毎のファッション特性は4大コレクションでのファッション解説にも必ず登場するので、それをより深く理解する上でも勉強しておくとよいでしょう。
洋服の作り方を知る
ファッションの専門職に就くのならば基本的な洋服の作り方は学んでおいたほうがよいでしょう。作り手、つまりデザイナーを志す人以外でも例えばスタイリストでも衣装を自らで作らなければならない場面が出てきたり、販売員でも構造をお客様に説明しなければならない場面が出てくることもあるからです。そして、そのようなことができる人は絶対的に有利なのです。
上記のことを一通りできなくてもファッションの仕事に就くことは可能です。しかし、基礎の上に応用がないように必ずどこかで知識不足の壁とぶつかる場面が出てきます。その時に直面するのではなく、できだけ早めにその壁を取り除いておいたほうがスムーズに次のステップに進めるはず。一歩一歩着実に知識を積み上げていきましょう!
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