パフォーミングアーツカレッジ作品発表会 後日談
- パフォーミングアーツカレッジ
2021年03月22日(月)
作品発表会リハーサルの様子作品発表会後、担任の先生にインタビューしました。
Q:中間発表会と作品発表会での違いは何ですか?
A:作品発表会は1年間の学びの結果を披露する場で、中間発表会は、1・2年生合同で、芝居のみの発表の場ですが、作品発表会では様々なことに取り組みます。
例年は歌、ダンス、朗読、司会そして個人発表のパートがあり、内容に関してはその年の学生が何をやりたいかも尊重した上で決めていますが、今年はコロナの影響でダンスと芝居メインの発表会となりました。
Q:本格的なダンスだったり、中には長いセリフのある役を演じる生徒もいたり、難易度の高い演目だな…と思って見ていましたが、先生の率直な感想を教えてください!
A:今年はまず、例年と違い【結果より過程を大切に】をモットーに本番まで向かっていきました。レベルには個人差がありますが、未だ一年生ということもあり、人間力も技術も成長の途中です。それをありのまま表現しようと思いました。
Q:その【結果より過程を大切に】を重要視したワケは何でしょうか?
A:最近の生徒の傾向として、自分で考えて行動できる生徒が少ないんです。しかし、自分で考えて、行動したり、表現したりというのは、オーディションにおいても、その先のプロとして活動していくことにおいても非常に重要な根幹だと考えます。
お芝居に限らず、日常生活でも、自分の感情や意見を上手く表現して、相手に伝えるのは難しく、抵抗のある事だと思います。しかしこれから生きていく上でもそれは大切な「人間力」だとインタビューを通じて実感しました。
最後に先生は…
『嫌なことを「嫌だ」と言える勇気をもってほしいですね。作品発表会に向かってく上で、少しずつ自分で考えて行動できるようになってきたので、みんなよくここまで成長したなーと感じました。生徒達自身は、「まだまだだった」「もっと努力しなければ」と反省してましたが、本当に今は成長の途中段階なので、これからの変化に期待してますし、期待の持てる作品発表会になったと思います。』
とおっしゃってました。
演者としての技術だけでなく、人間力も今度どんどん磨いていってほしいです!
技術はインプットしたものをアウトプットできた瞬間にグンと成長するので、2年次以降が本当に楽しみです
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