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| 小林大紀さん |
| 小林大紀さんロングインタビュー |
アニメにハマっていた中学生の頃から、漠然と「声優になりたい」と思っていました。そうした思いをもち続け、ヒューマンアカデミーに入学しました。
最初は演じ方もわからない状態だったので、とりあえずセリフをそれっぽく読むことから入りました。
授業で講師の方のお話を聞きながら、演技の基盤をつくっていきました。
自分の中で「こう演じよう」と思っていても、相手との掛け合いでアドリブが生まれたり、お芝居は変化していきます。
そうした経験から"演じることの面白さ"を体感しました。
お仕事のやりがいはたくさんありますが、練りに練った演技プランを、監督や現場スタッフの方に受け入れてもらえるとうれしくなります。
演技について現場スタッフや共演者の方々とディスカッションをすることもあります。
「この人はこういうお芝居の作り方をするんだ」など、自分にはないものを吸収するチャンスでもあり、現場では常に新しい発見があります。
演技をする上ではなるべく原作を読み、キャラクター像をつかむようにしています。
また、台本を読む時はセリフだけでなく、ト書きからキャラクター同士の距離感など、イメージを膨らませてから現場に入るようにしています。
オーディションでは事前にキャラクターの絵や設定資料をいただくことが多いですが、ない場合は自分でキャラクター像をつくるしかありません。
自分の中にある感性を信じて、作品の時代背景や世界観なども考慮しながら、今の自分ができる100%で演じようと常に心掛けています。
今後の目標は、大好きなこの仕事をずっと続けていくことです。
たった一言でも見る人に印象を残すことができる役者になりたいと思います。
声優や俳優を目指すなら、アニメやお芝居をただ見るのではなく、役者がどう演じているのかを研究しましょう。
マネから始めてもよいです。そして、自分に足りないものは何かを考えてみてください。
それから、課題をクリアするためには何をしたらいいか、考えつく範囲でいいので目標を設定していきましょう。
コツコツとこなしていくことで、いつか「声優になる」という大きな目標にたどり着くはずです。
継続して頑張ってください!
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