スタイリスト志望必見!学生でも有名ブランドのコーディネートが組める?
- ファッションカレッジ
2015年04月03日(金)
●学生が憧れる職業「スタイリスト」!、どの学校でもそうですがスタイリストに憧れる学生は毎年たくさんいます。
そんなスタイリストのお仕事はモデルや芸能人のコーディネートをする職業というイメージですが、学生のうちに学習する内容は、
「ファッション雑誌を買ってきてモデルスナップを切り取り、そのスタイルを頭に叩き込む」
「学生自身が調達してきた洋服を友達に着せて撮影」
といった感じでしょう。
インターンに参加しますとファッションショーには出入りできるけど、ほとんどがフィッター関連だったり。
<説明しよう!>
※インターンとは、学生が企業で一定期間研修的に働く職業体験制度です。
※フィッターとは、モデルさんがショーの裏側で着替えをするお手伝いのお仕事です。
●学生が有名モデルに有名ブランドを使ってコーディネートができる?
そんな夢のようなお話が学生であるわけ、、
えっ、マジで!?
ちなみにマジでという言葉は江戸時代から使われていたそうですぜ(`ー´〃) ドヤッ!
彼女はヒューマンアカデミー大阪校1年の坂本理恵さん。
将来はスタイリストを志望する学生さんなのです。
ビッグになったら私のコーディネートも格安で頼むぜ!
生まれてきてすみませんm(_ _)m
●何故そんな事ができたの?
ヒューマンアカデミーにちょこちょことインターンのお話をくださる、
「株式会社EMV」
という会社さんがございます。
EMVさんでは主に、神戸コレクションや関西コレクションの運営に関わる業務をされており、人数が足らない時にお声がかかります。
以前に坂本さんもこのインターンに参加していたのですが、
「あんなモチベーションの高い子にはもっと仕事させてあげたい!」
と先方のはからいで、今回なんとプロスタイリストのアシスタントという立場でファッションショーに同行させてもらったのです!
理恵ちゃん、学生の鏡だね!
私の後輩より断然モチベーションが高いでやんす(-_-)
ちなみにどんなファッションショーかといいますと、、
東京ランウェイ×Tokyu Plaza
東京ランウェイ 2015 SPRING / SUMMER
『東急プラザ 表参道原宿 “ココデシカWEEK” スペシャルステージ』
<参加モデル>
「石田ニコル」
「玉城ティナ」
<参加ブランド>
「SHELTTER」
「Roomys」
「AMERICAN EAGLE OUTFITTERS」
「goa」
etc
学生が手伝ってもいいのかと思うほど予想外に豪華!
●では具体的に何をお手伝いしてきたのでしょうか?
福田:実際にお手伝いした具体的な内容は?
坂本:モデルさんが着用する衣料品って全て借り物なんですけど、アパレルショップやプレスルームから商品をお借りするところからお手伝いしました。
その後、担当のスタイリストさんがコーディネートする際にちょっとだけ私のスタイリングイメージを反映してもらったり(笑)
ファッションショー時では、モデルさんがお洋服をフィッティングしやすいようにハンガーラックにかけて、お洋服にモデルさんの名前を貼っておいたり
アイロンやそこばりなんかをしたりですね。
福田:今回こういったチャンスを掴めたのは自分なりにどこが良かったと思いますか?
坂本:何事も興味を持ってファッションを楽しむこと。
現場ではファッション用語や素材の事を知らないとすぐ対応できなかったりします。
でもそういった知識を学習するにもファッションを楽しむ気持ちが大事。
積極的に1年生のころからインターシップやフィッター、スタイリストアシスタントとして経験を積む事も私自身は楽しんで
やっていました。
楽しめると、どんな事でも一生懸命できる。一生懸命やれば誰かが見てくれている。という好循環になったんだと思います。
福田:業務の中でむずかしいと感じたことは?
坂本:ショップのショーなので一番売りたい商品を取り入れたスタイリングを組むことです。
ブランド側の要望を聞きつつ、トレンドを取り入れた着こなしを提案しないといけないですから。
それに全部系統が違うショーなのでウォーキングの順位を考えるのも難しかったです。
私にとっては未経験な事ばかりだったので、とってもいい経験になりましたけど。
福田:坂本さん自身が思う、スタイリストに必要だと感じた技術は?
知識やフィッター経験も必要ですが、行動力やコミュニケーション力、それに忍耐力です。
モデルさんへの気遣いもありますし、やっぱりスタイリストって体力仕事なんで根性が必要だと痛感しました。
福田:新しく入ってくる学生へ何かアドバイスがあれば。
ファッションの世界では知識や技術ってとっても大事なんだと思いますが、私がこんな経験ができたのも「目の前の事に一生懸命に取り組む」という事を大事にしてきたからだと思います。
なので、これから入ってくる新入生のみんなには、未熟でもいいから目の前の事をただただ一生懸命頑張ってほしい。
私みたいに、きっと誰かが見てくれていると思いますから。
●技術よりもやる気が問題!
そんな訳で(どんな訳だ?)、ヒューマン学生にはチャンスがいっぱいあります。
しかしそのチャンスを活かせるのは、「モチベーションが高くやる気にみなぎった学生」という事です。
やる気だけはあるというそこのあなた!ヒューマンでファッション業界へのチャンスを是非掴んでください!
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