【大宮校】【夜間・週末】デッサン講座☆ステンレスボウル描き方☆
- マンガカレッジ
2021年03月25日(木)
皆さんこんにちは!総合学園ヒューマンアカデミー大宮校
夜間・週末コースです!
今回は、1月に開講した夜間デッサン授業の様子をお見せしようと思います。
「ステンレスボウル」を観察しながら、デッサンをしていきます!!
デッサンでは、デッサン力の向上や物の表現・特徴や観察眼などを鍛えると事で、
基礎力をレベルアップし、色々なところで表現の応用がしやすくなります
ステンレスボウルの形を観察し、楕円の形を丁寧にとっていきます!!
ポイント①:形をとった後のブラッシュアップ
まずは、基本形の楕円を描きます。
楕円の形を丁寧にとっていきます。楕円形がまだまだ綺麗に描けてませんねー。
デッサンの先生の鮮やかな筆使いとその正確さには本当に感動しますよ!
一旦形がとれたら、立体感を演出していきます。
淵の部分の丸みの表現の仕方を、形に沿って線を引いていくことがポイントです。
線を縦にも入れていくことで、ボウルの深さなんかを表現することができます。
ポイント②:金属の光沢の表現の仕方
金属面に写り込んでいる形をよく観察して描いていきます。
この作業がとても楽しいんです。僕は、無心になって描いてしまいました。
蛍光灯の光や、自分自身の影まで。
今までのモチーフと違って、描くべき内容がたくさんあるので、
いろんなことに注意して描くことが出来ます。
ふだん如何にものを見ていないということを実感しますね。
ボウルに自分の影が写っているなんて、考えたこともありませんでしたから。
写り込んでいる形を良く観察して描けたら、次は、質感を出していきます。
黒は思い切り黒く、ハイライトは真っ白に。
コントラストを明確にすることで、金属の黒光り感を演出していきます。
その中間のライトグレー、ダークグレーの見極めと
塗り分けはグラデーションでつけていきます。
ポイント③:影による奥行き感、立体感の表現
影はとても大切です。奥行き感と立体感を決めるのは、影の出来具合です。
ポイントは、影とモチーフ自体をしっかりと区切ること。
影はぼかし、モチーフは密度を高めることで、ぼけと明確さのコントラストをつけていきます。
ぼかしの際には、ガーゼや練りゴムを上手く使いこなす必要があります。
デッサンでは、観察力の次に、道具を的確に使いこなす腕が必要だと実感します。
ポイント④:更なる観察とブラッシュアップ
一度、出来た!とと思ったデッサンもそこで終わりにしてはいけません。
再度よく観て、描けていないところはないか、様々な角度から再チェックします。
むしろ、ここからが勝負といっても過言ではありません。
仕事も同じだなと思います。一旦完成したと思ったものを、
もう一回別の目線で改めて検討していく。
この作業を通して、クオリティが高まっていきますからね。
更なる高みの世界を目指して表現することで、見え方がぐっと違ってきます。
解像度をどんどん上げていく感覚で面白く描けました。
少しでもデッサンに興味を持ってくれると嬉しいです!!
総合学園ヒューマンアカデミー大宮校
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