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激ロック × Human Academy共同企画 ヒューマンアカデミーだけの特別インタビュー!

HEY SMITH

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──日本全国を股にかけて都市から都市へ、ライヴハウスからライヴハウスへ飛び回るツアー、こちらもバンド活動における醍醐味の1つですよね。ツアーの魅力を教えてもらえますか?
美味しいお酒と美味しいご飯、そしてご当地美女が待ってることです(笑)。とにかく友達が増えます。ライヴや音楽も魅力ですけど、やっぱそこも人との繋がりですね。ライヴで感動するコトもありますし、人に何かパワーをもらって感動するコトも多々あります。俺は47都道府県全てに最低でも1人は友達がいます。このコトは揺るぎない財産やと思ってます。
──またオリジナルの曲を制作するのもバンドマンにとって最初の目標の1つだと思います。楽曲を作る醍醐味というのはどんな ところでしょうか?
まだこの世で誰も聴いたことがない曲が、自分の中で鳴ってるという興奮ですよね。自分の中にしかなくって、まだ実態がない。それにドキドキわくわくするんです。それがスタジオでみんなで合わせて曲になった時や、レコーディングを経てCDになった時はホンマに興奮します。
──HEY-SMITHの最初に作ったオリジナル曲はどういったものでしたか?
とりあえず、誰もやってないコトをやりたいっていう気持ちでした。その当時聴いてた音楽に影響を受けつつも、違うものにしたいって思いながら作ってました。今でもその曲はライヴで活躍してくれます。
──またオリジナル楽曲がたまっていき、それがアルバムやEPとなって全国のCDショップで店頭に置かれた時の気持ちを思い出していただけますでしょうか。
あれはなんとも言えなかったですね。TOWER RECORDSに行ったら、自分のCDが置いてあるんですもん。パニックになって、何も思ってないフリして1回帰った気がします。でもそれは今でも変わりません。やっぱ自分の子供が生まれた感覚と似てるんでしょうか。子供いないから、知らんけど(笑)。
──また作品を作る際に順調にするすると曲や歌詞ができることもあれば、スランプに陥ってうまくいかないこともあると思います。曲や詞を作る上での楽しみや苦労を教えてください。
楽しみの方はみんなが想像できる楽しみがいっぱいです。たぶんアナタが思ってることと一緒ですよ。あとは、この曲や歌詞に影響を受けて人生変わるやつがいると思うとゾクゾクします。もしかしたらそいつの考えが変わって、投票する政党が変わるかもしれない。そいつがキラキラして、周りを元気にさせるかもしれない。そしたら、日本も変わるかもしれない。夢があるなって思います。辛いことなんて言いだしたらきりない!地獄や!そんなもんは我慢や!
──他にもバンド活動をやっていく上で、普通に生活している人では味わえないこともあると思います。バンドをやっていく上で感じる充実感、そして逆に苦労することがあればそれも教えてください。
普通に生活してる人っていうのがよく分かりませんね。俺が経験してなくって、他の人が経験してるコトなんて山ほどあると思います。むしろそっちはどうなんだって教えてほしいですね。バンドの方はみなさんが想像してる通りです。毎日歌って、毎日飲んでます。
こんな楽しいことはないです。苦労するコトは二日酔いの対処です(笑)。
──活動をしていく中でバンドにとって大きく飛躍する“きっかけ”や“トピック”はありましたら教えてください。
やっぱりCDリリースじゃないでしょうか。最近の人はCDを買う習慣がないでしょうが、やはり大事なのは作品です。CDが売れないからといって、CDに手間とお金をかけないのは違うと思います。作品にはとにかく手をかけた方がいい。ライヴももちろん大事ですが、それは自分との戦いなので諦める人は少ないでしょう。でもそのコトに集中しすぎて、作品が疎かになってる傾向を感じます。絶対にリリースはきっかけになります。メロディの一音まで拘り抜いたほうがいいです。ハイハットの残響までこだわった方がいい。そうゆうCDを聴きたいです。
──ありがとうございました。最後に音楽業界に入ってシーンを盛り上げていこうと考えているキッズにメッセージをお願いします。
とにかく飛び込んでください。もしかしたら分からないことが多すぎて動けないかもしれないけど、飛び込んだら意外と泳げます。飛び込まなければ泳ぐことも出来ません。こんな文章読んでるよりも、先生にどうしたらいいか聞くよりも、とにかく現場に足を運んでください。アナタを動かすには俺でもなく、先生でもなく、アナタです。偉くなったらお世話してください(笑)。

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