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激ロック × Human Academy共同企画 ヒューマンアカデミーだけの特別インタビュー!

CROSSFAITH

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──全員で即答できるって凄いですね! 本当にないんでしょうね。話は少し戻りますが、Ken君、Kazuki君、Teru君の3人が最初にバンドを結成したのは中学3年生ということでしたが、その当時音楽業界ってどういうものを想像していましたか? 漠然としたものでもこんなものかなっていうものはありましたか?
Ken:その時はメジャーとインディの違いすらも分からなくて。
Teru:漫画の『BECK』を読んで、“あ、これか!”みたいな(笑)。
Ken:そうそう!“ライヴハウスに偉い店長さんおるんや!”ぐらいな(笑)。
Hiroki:それぐらいしか知らへん状態でライヴハウス行って演奏して終わったら本当にそれらしき人が出てきて、精算しながらいろいろ言われるみたいな(笑)。
Teru:どうやってCD出すんやろってところから始まりましたもん。今と違ってその当時まだMySpaceも出てきたぐらいで。
──最初にライヴハウスに出演した時を覚えてますか?
Teru:地元の三国ヶ丘にFUZZってライヴハウスがあるんですけど、そこに姉ちゃんの友達のライヴを観に行ったのが初めてのライヴハウスで、それが中3ぐらいかな。で、FUZZの事務所に行って“ライヴしたいんですけど”って話して。でもチケットも何も用意してくれないから自分たちで作って。
Ken:ヤバかったな! “なんで用意してくれへんのやろ?”って(笑)。
Teru:で、初ライヴで90人ぐらい動員するっていう(笑)。それからそのブッキングしてくれた人がいろいろ世話してくれるようになって。
Ken:世話してくれてるというか一緒に遊んでたな(笑)。
──実際、レーベルやライヴハウスなどいろいろな音楽業界の方たちと付き合うようになって想像していたものと違いはありましたか?
Teru:いっぱいありますね。
Ken:覚えてるのは、ZESTONE RECORDSの田口さんが最初ライヴを観に来てくれて、その後コンタクトをとって話した時に“君たちの夢を叶えたい”って言ってくれたのを凄い覚えてて。例えばWarped Tourに出るなんて夢のような話やと思ってたけど、それを“俺は実現させたいから契約しよう”って言ってもらえて、“あ、これが契約なんだ。CDを出す過程なんだ”って実感しました。
──今こうして、自分たちだけではなく、レーベルやマネージメントなどたくさんのクルーと一緒にCrossfaithはチームとしても進化していっていると思うんですよね。自分たちの良き理解者がいるかいないかによってもバンドの成功って大きく左右されると思うのですが、そういう人たちに恵まれたのはなぜだと思いますか?
Hiroki:それは僕らにとっても本当に奇跡のようなもので、それはどうしたらできるってことじゃなくて出会いが全てですね。
Kazuki:ZESTONEの田口さんが最初に俺らのライヴを観たのも、俺らが大阪のSUNHALLに出演してて、たまたま田口さんがポスターを持って来た時に店員に“今やってるバンド面白いからライヴ観て行きなよ”って言われて観たのがきっかけだし、ひょんなことからというか。マネージャーのREWもそうだし。
Teru:やっぱり人との出会いって常にアンテナを張ってないと大事なものも逃してしまうんじゃないかと思いますね。
──動くということが大事なんですかね。
Teru:そういう意味でやっぱりライヴをするのはバンドにとってきっかけを掴むひとつの大きなアクションかなと思いますね。
──ちなみに皆さんが音楽でやっていこうと決めたタイミングっていつですか?
Kazuki:高校の時かな?
Teru:ロック・スターになりたいってのと同じタイミングだったのかな(笑)。ロック・スターはたぶん金持ってるやろうし(笑)。
Ken:女もいっぱいいて、豪邸に住んでる!みたいな(笑)。
Teru:当時はそういう憧れというか、夢がありましたね。
Ken:今は逆にないもんな。A DAY TO REMEMBERとか絶対稼いでるけどそういうの出さないようにしてそうだよな、分からないけど(笑)。
──みなさんもそういう憧れはありますか?
Hiroki:音楽があってそれに付随するものなので、そこメインに憧れてるバンドではないですね。
Tatsuya:僕は小学校の頃から音楽でやっていこうと思ってました。サッカー選手になりたいとかそういう感じで。そう決めてから腕を磨こうと思ってずっと練習して、高校でバンド始めました。
──若手のバンドマンにライヴをするに当たってのアドバイスをお願いします。
Ken:俺らも若いしなぁ(笑)。
Teru: “パンチ”ですね。自分の直感を解放すれば気持ちいいんじゃないかな。
Kazuki:自分の思う気持ちいいことをやってたら、それに伴う結果があると思う。
Hiroki:全力でやりたいことを気持ちよくやったらいいと思います。
Teru:去年2月にオーストラリアでSoundwave Festivalに出た時にLINKIN PARKを舞台袖で観てて、ライヴが終わってからChester(Vo)と少し話せる機会があったんですけど、その時に“Do The Best!”って言ってくれて。俺はその一言に尽きるなと思います。俺らはそんなアドバイスを言える立場じゃないですけど、もし伝えるならそのChesterの言葉を借りて“Do The Best”ですね。

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