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激ロック × Human Academy共同企画 ヒューマンアカデミーだけの特別インタビュー!

CROSSFAITH

──Tatsuya君とHiroki君のリズム隊はのちに加入となりますが、どうやって2人を見つけてきたのでしょうか?
Tatsuya:高校入った時の軽音楽部の先輩でした。
Ken:部長です(笑)!
Tatsuya:バンドやりたくて軽音楽部入って、部室でドラム叩いてる時に声を掛けられて。
Ken:ちょうどメタルでツーバス踏めるドラマーを探してて、“お!コイツや!”と思って。
Teru:部室からSLIPKNOTの「(sic)」が聴こえてくるという(笑)。
Hiroki:僕は高校生の時に神戸の方で別のバンドをやってて、そのバンドの解散ライヴの対バンがCrossfaithで。その時点で僕はすでにCrossfaithを聴いてて普通にファンで、ライヴも何回も行ってたし、Kenのマイクをジャックしてたり(笑)。その最後のライヴで対バンした後にメンバーと仲良くなって、連絡先交換して。1ヶ月後ぐらいにTeruから電話があって、“あ!Teruさんから電話や!”って緊張して(笑)。で、堺に行ってメンバーと遊んで、その次の日に“入らないか?”って言ってもらって。その時“またバンドやりたい!”って思ってたんで、即答でした。
──当時Hiroki君の前のベースはサポートだったんですか?
Ken:いや、当時はその軽音楽部にいたヤツがいて、そいつが辞めるタイミングで。
──Hiroki君が誘われた時はまだ高校生ですよね?
Hiroki:そうですね。
Ken:俺らは大学生でした。Tatsuyaと出会った時、俺が高校3年で、Hirokiと出会ったのが俺らが大学生でHirokiが高校3年の時ですね。
──Crossfaithというバンド名になってからはそのベーシストのメンバー・チェンジ1回だけで、ほとんど不動のメンバーでやってきた感じですよね?
Ken:そうですね。6年7年はずっと同じメンバーですね。
──それって結構難しいことだと思うんですよね。この5人でやり続けてこれたのはなぜでしょうか?
Ken:もちろんメンバー同士が凄い信頼し合ってるし、もともと凄い仲が良いってのもあると思います。
Kazuki:3人は小学校からずっと一緒やし、他のバンドのメンバー間の距離より最初から近いと思うので。
Teru:ベタな例えだけど本当に家族みたいな感じですね。そういう絆的な部分は家族と同等ぐらいあるし。
Tatsuya:特にメンバー・チェンジもする必要がなかったんだろうなって気がします。
Teru:そこがCrossfaithの良さなんじゃないかなって思います。“俺こいつ好きだったのに……”って、途中でコロコロとメンバーが変わってもやっぱりファンも戸惑うんじゃないかなって思いますね。
Ken:愛着湧かへんよな、やっぱり。逆に仲良くないバンドに訊きたいもんな。“なんで仲良くないんですか?”って。なんでなんやろ?って思います。俺絶対無理やわって。 Teru:バンドの形ってそれぞれあると思うんですよ。プロフェッショナルにどういう音楽を作りたいかとか、超絶技巧派の集まりだったりとか。何をしたいかにもよると思うんですけど、俺らは音楽ももちろんそうですけど、ただ音楽作るだけじゃなくて、バンドそのものに憧れてたってのが凄い大きくて。例えばツアーだったりとか、音楽やるだけじゃなくてバンドがやりたいってのがみんな共通してあって。だからこそ続けれるし、何やっても楽しいんですよ。
──それを同じメンバーでずっと楽しめるって凄いですよね。ずっと同じ気持ちでいるって難しいと思うんです。10代、20代の頃の考え方や大事にするもの、音楽の趣味もそうですが、虚ろいやすいものだと思うんですが。
Teru:振り返ってみると、今と昔で考え方が違う部分もいっぱいあるけど、でも今実際に音楽をやってることが核心というか。凄いことだと思いますね。運命的なものがあるんじゃないかな。こうやって続けてきたって事実があるなら、やっぱりそれは原因があるんだろうし。でもまぁやっぱり楽しかったからかな(笑)。そんな難しいもんじゃなくて。
Hiroki:全員が凄くバンドが好きというか、Crossfaithを大事に思ってるということがあるというか。バンドにはいろんな形があって、ビジネス的に捉えてる部分もあったりするんですけど、そういう過程やツアーとか全てをやってみたくて始まったので。僕は後から入った立場ですけど、そういう過程を深い友達という関係で世界を回れているのは本当に奇跡に近いと思いますね。
──友達という感覚は変わってないんですね。
Ken:もちろん、根本ですね。
──でもそういう関係が変わっていくバンドも多いですよね。友達として始めたのがビジネスになってビジネス・パートナーに変わっていくとか。
Teru:どっちも必要ですね。
──なるほど。ではただ友達という感覚ではなく、ある意味一線は引いているんですね。
Teru:そっちの方が楽しいですね。どっちも楽しくできればと思います。
──今までメンバー・チェンジや解散の危機はありませんでしたか?
全員:ないですね!

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