漫画を描くのに資料がない! 国立国会図書館って知ってる?
漫画はストーリーによって、さまざまなシーンが出てきます。自分では経験したことがないようなことを描かなければいけない場合もたくさんあります。しかし想像だけでは描けないし、インターネットの情報では足りない。そんな時に便利なのは、やはり図書館です。中でも、日本で一番の蔵書数を誇る国立国会図書館は資料探しの場所として外せない場所。国会図書館はどんな場所なのでしょうか?
日本一の蔵書数
なぜ国立国会図書館が日本一の蔵書数かというと、日本国内で出版されるほぼすべての出版物が集まる日本唯一の 図書館だからです。自宅のパソコンからでも国会図書館の蔵書検索を利用すれば、探している書籍や資料についての情報がたくさん出てきます。
個人への貸し出しができないので注意
たくさん資料があって便利な一方、普通の図書館とは違い、個人への貸し出しは行っていません。国会図書館の資料を利用したい場合は、東京の本館や京都の関西館に実際に足を運んで閲覧するか、欲しい資料のコピーを持ち帰ることが基本となります。例外的に、法人向けの貸し出しサービスが存在しています。その場合は図書館間貸出制度に加入申請して、承認を受けた機関のみ、そのサービスが受けられるようです。
遠くて図書館には行けない方には「遠隔複写サービス」
遠方に住んでいて、図書館に行けない人でも利用できないというわけではありません。遠方の方は資料の遠隔複写サービスを利用してみましょう。このサービスを使うには、事前に申込書を書いて、 申し込みをする必要があります。約5日ほどで登録は完了します。そしてサービスが利用できるようになります。遠隔複写サービスに必要な費用は、「複写料金」「発送事務手数料」「送料」の3つ。通常のコピーよりも割高ですが、書籍などの資料を実際にそろえようとするとお金も置く場所も、探す時間もかかってしまいます。国会図書館で必要な情報だけをピックアップして複写してもらったほうが、安く早く情報収集ができるのではないでしょうか。
それに国会図書館には子ども向けの国際子ども図書館があり、古い漫画もたくさんあります。漫画を描く上で必要な資料がそろう貴重な国会図書館。たいていの本ではあるので、資料を探す時には必ず訪れたい場所の一つです。ぜひ上手に活用してください。
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