長時間座っても腰痛にならない座り方 椅子の高さと机の高さ編
漫画を書く時は、机に長時間向かうことになります。長時間、座りっぱなしでいると、腰が痛くなったり、肩が凝ったりして、集中できなくなってしまうことがありませんか? 疲れない作業環境を作るコツは、「正しい机と椅子の高さを知ること」なんです。正しい高さと座り方を理解して、快適な環境を作りましょう。
知っておきたい疲れない机と椅子の高さ
今使っているデスクを選ぶ時は、部屋の大きさに合うか、デザインなどが気に入るかで選びませんでしたか? もし買い直す場合は、椅子と机のベストなサイズも意識してみましょう。また買い替える予算がなくても、板を使って今の机と椅子を調整する方法もご紹介します。
机の高さは70センチがベスト
床から机の上部までは70センチがベスト。そして、肘は90度になるように座るのが理想的と言われています。もし今の机で高さを調整する場合は、台を使います。ホームセンターなどで売っているもので十分です。
机が低い場合は、平べったい台の上にパソコンや原稿を置いて机自体を高くします。逆に高すぎる場合は傾斜をつけて、調節します。ちなみに机のサイズを測らなくても、無意識に体が前のめりになってしまう時は、机が低いサイン。前のめりになっていると感じたら、台を用意して高さを調整してみてはいかがでしょうか。
椅子はメーカーよりもどんな形かが大事
椅子選びはメーカーよりも形が大切です。理想の形は、背もたれがあり、肘掛けがあるものです。そして座面の高さは40センチから45センチがよいと言われています。座り方は足の裏を床にしっかりつけること。そして座面の先端と膝裏の間に拳1つ入るくらいにし、背もたれに背中をくっつけないように座ります。
姿勢のバランス
椅子に座った時、机の面と目は30センチ離すのがよいと言われています。どのくらい離れるのがいいかわからない時は、机の上に30センチ定規を置いて、おでこをつけて確認すると感覚がつかめます。また、パソコンを使う時は、キーボードの「B」のキーが身体とモニターの真ん中に来るようにするとよいのだとか。
照明選びも実は大事なポイント
照明選びも大事です。目が疲れないようにするためには、明るすぎず暗すぎない、ほどほどの明かりを選びましょう。せっかく、椅子や机がよいバランスでも、目が休まらず疲れてしまっては、快適に作業ができません。
正しい高さを知って調節すれば疲れにくい!
長時間作業するのに欠かせない机と椅子。高い椅子や机を買えばよいというわけではありません。価格ではなく、自分に合った疲れないサイズをきちんと選ぶことが大切です。今の家具を買い替えることができなくても、台を使って調整することもできます。いろいろ試して、自分にとって疲れないバランスを見つけてみてください。
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