【研修日記】漫画家・フジィFG先生へのインタビュー
- マンガカレッジ
2019年08月30日(金)
こんにちは、研修生のFです。ヒューマンアカデミーでは声優・マンガ・イラスト・ゲーム・スポーツ・ヘアメイク・ミュージック・保育・ビジネスなど、様々な分野のカレッジを展開されており、多くの職員・講師の方々、学生のサポートを行っています。
体験した授業や、職員・講師の方々のインタビューを通し、ヒューマンの魅力をお伝えしていきたいと思っています!
今回は『イラスト講習会』を担当されていた漫画家のフジィFG先生(P.N)にインタビューをさせていただきました。
フジィFG先生はヒューマンアカデミー・マンガカレッジの卒業生です。
現在は、小説『広島藩の志士〜二十歳の英雄 高間省三物語』を漫画化するという大プロジェクトに関わっていらっしゃいます!
『広島藩の志士』の漫画、幕末彼氏伝には、幕末に活躍した広島藩の人物が描かれています。
YouTubeにて漫画が無料公開されています!
動画がまとめられた再生リストは下記リンクから↓↓↓
https://youtu.be/yKah_O8IGz8
フジィFG先生が漫画を描き始めたきっかけは、中学2年生の頃で、漫画家志望の友達のために物語を作っているうちに自分も絵を描くようになったとお話されていました。
進学は大学へ進み、一般就職をされたそうです。
しかし想像を絶する仕事の忙しさに「どうせ忙しいなら好きなことで忙しくなりたい」と絵を描くことを再開したそうです。
そこからは出版社に漫画を応募する形で執筆をし、賞も何度か獲得したそうです。
ヒューマンアカデミーとの出会いは、資料請求の際に届いた職員からの手書きの手紙からだそうです。
思いのこもった手紙をもらったフジィFG先生は自分の足でヒューマンアカデミーに向かいました。
そして、学校へ出向いた際にも真摯に話を聞いてもらえたことから、入学を決めたとのことです。
漫画を描く上で苦労していることをお尋ねしたところ、資料集めという答えをいただきました。
現在執筆中の幕末彼氏伝を例に挙げると、当時の武器事情や出来事を絵で説明する点などです。
調べる・描くで一日中費やす日もあるそうです。
また、小説を漫画化するにあたって、小説とは違った漫画特有の引きのある終わり方にも深いこだわりを持っていらっしゃいます。
漫画だからこそ伝えられる「わかりやすさ」で多くの人に歴史に興味を持ってもらい、広島藩の活躍を知ってもらいたいそうです。
そんなフジィFG先生の得意分野はアクション漫画です。躍動感溢れる描写が幕末彼氏伝に生きていくところが楽しみです。
漫画家やイラストレーターを志す人たちへのメッセージをお聞きしたところ、趣味と仕事は違うもので、仕事の8割は自分の好きなことをできない、という厳しいお言葉と共に、漫画家やイラストレーターは世に残るようなものを作り出すことが出来る、魅力ある仕事だとおっしゃっていました。
フジィFG先生はとても優しく、丁寧な方でした。
『イラスト講習会』でも生徒さんのために毎回資料を手作りで作られているそうです。
授業が終わった後ももっとどうしたら生徒の皆さんが喜んでくれるのか真剣に反省会をされておられました。
幕末彼氏伝では「わかりやすく」「興味がない人でも興味を持てる」ように気をつけているそうです。
このような真摯に向き合う姿が幕末彼氏伝の作品作りにも生かされているのだと思いました。
外部授業でお疲れの中、移動中でのお話ありがとうございました!
フジィFG先生が執筆している「幕末彼氏伝~高間省三物語~」の最新情報はこちら!
https://www.facebook.com/bakumatsukareshi.mangapj/
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