ここが知りたい！グラフィックデザイナー入門

デザイン学科で目指せる職業のひとつとして挙げられるグラフィックデザイナー。広告やポスターなど、普段よく見かけるようなデザインを行っているグラフィックデザイナーについて、初心者の知りたいを集めました。仕事のやりがいから、グラフィックデザインにおけるコンテストまでまとめてチェックしてみましょう。

グラフィックデザイナーのやりがいとは？

グラフィックデザイナーのやりがいとのひとつが、デザインが完成したときの達成感です。デザインをつくりあげていくということは簡単なことではありません。より効果的なレイアウトにすればどうすればよいか、クライアントの要望をうまく取り入れるにはどうすればよいか、さまざまなことを考えながら、デザインをつくりあげていく必要があります。デザインを生み出すということは、それだけ大変なことでもあるのです。そのため、試行錯誤を繰り返し、デザインが完成したときの喜びは他には代えがたいものがあります。

また、グラフィックデザイナーが制作したものは、カタログやポスターなど人目にふれるような場所に掲載されます。多くの人の目にふれるということは、それだけ評価が向けられるということにもなります。やはり、試行錯誤してやっと作り上げたデザインに良い評価が向けられると制作してよかったという気持ちも生まれます。人々の評価も、グラフィックデザイナーのやりがいだと言えるでしょう。

グラフィックデザイナーになるなら知っておきたい描き方

グラフィックデザイナーに似た職業としてイラストレーターが挙げられますが、デザインを行うという点は同じでも、根底にある要素が異なります。イラストレーターは本の挿絵など、イメージを膨らませるものですが、グラフィックデザインはポスターや広告などより商業的なのが特徴です。そのため、グラフィックデザイナーはイラストだけでなく、文字や写真などを使って、商品などのコンセプトに合った効果的なレイアウトを行っていく必要があります。そのため、画像などを加工したり、素材を配置したりするスキルが必要です。
グラフィックデザイナーの場合は、イラストの描き方よりも、より効果的なレイアウトの仕方を学習することがより重要だと言えるでしょう。

グラフィックデザイナーのコンテスト

基本的にグラフィックデザインは、広告会社などに制作を依頼するという流れが一般的ですが、自治体や企業の中には公募を募っているケースもあります。コンペと言われるもので、優秀作に選ばれたら賞金などがもらえる、いわばデザインのコンテストです。
単に賞金を狙うというのも良いですが、自分のデザインスキルの確認のためやフリーの場合は実績づくりとして応募してみるのも良いでしょう。