コンビニの約４．３倍！？美容師業界が抱える２つの問題。１つめ
美容師ってかっこいいですよね。なりたい仕事にも18位にランクイン。
1位(1) プロスポーツ選手
2位(4) パティシエ
3位(2) ファッションデザイナー
4位(3) 保育士
5位(6) ゲームクリエイター
6位(9) 看護師
7位(10) 医師
8位(5) 金融業界で働く
9位(8) 臨床心理士
10位(14) 建築家
11位(7) グランドホステス
12位(13) 薬剤師
13位(15) イラストレーター
14位(12) 編集者
15位(11) 公務員 [一般行政職]
16位(17) 大工
17位(19) 漫画家
18位(18) 美容師
19位(16) 警察官
20位(20) 小学校教師
※13歳のハローワークから抜粋。
※カッコは昨年順位
美容師に憧れている人も多いのではないでしょうか？
美容師業界が抱える２つの問題についてのエントリーです。
〇美容師業界が抱える問題１．美容室が多すぎる！？コンビニの４．３倍！
美容室の数は２３万店舗あるんです。んー多いのか普通なのか良くわからん。
ということでコンビニの登場。コンビニの数は５万３千店舗。
大阪市内では２分あれば、次のコンビニがあるぐらいコンビ二の数って多いですよね。
そのコンビニの４．３倍！？ 多すぎやしないかい・・・
他にも数が多そうなモノと比べてみました。
※①一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会②総務省「事業所・企業統計調査」③警察庁よりおお・・・スゴイ・・・
コンビニ ５万３千店舗
歯医者 ６万９千店舗
理容室 １２万 店舗
信号が ２０万 基
美容室 ２３万 店舗
信号機より、多いやないかーい！！
そして、こんな現状も・・・・
１年間で新しく出来る美容室の数・・・約１万店舗
１年間で廃業する美容室の数・・・約９０００店舗
こ、これはヒッジョーにまずい・・・
〇なぜこんなに『出来ては潰れ』を繰り返すのか？
コンビニのように毎日行くようなものであれば、成り立ちますが美容室は頻繁に行くものではないですよね。
短い人で月に１回。私なんて３か月に１度しか行きやせん。(ﾟσ･ﾟ）ホジホジ
なので、美容室はお客様がリピーターになって貰うためにいろいろ策を練ります。
例えば・・・・
①ポイントカードサービス
②ドリンクサービス
③ヘッドスパも一緒に提供
などなどなどなど・・・
でも実はこういった施策は、７０％以上のお店で実施されています。
〇じゃあどうやって差別化するの？『どこもやっていることが一緒。』状態になれば、ポイントカードなんて役に立ちません。
じゃあどうする？
①美容サイトによるクーポン配信
②ポイントカードによる過剰なサービスの提供
③初回者に対する過剰な割引
なんてことに、なります。
①美容サイトによるクーポン配信
これは、わかりますよね。『イマなら安くなるから、来てね！』とアプリやメールDMを使っての告知ですね。
②ポイントカードによる過剰なサービスの提供
スタンプを５個貯めれば、１回無料！なんてサービスです。
たとえば、１回６，０００円だった場合・・・
６，０００円×６回＝３万６，０００円 → ６０００円×５回（＋１回）＝３万円
結局、単価が下がってしまってますね。
③初回者に対する過剰な割引
ホットペッパービューティなどを見ていると、初回に限り４０％オフ！なんてことを良く見かけますね。
結局、他がやってるんだったらウチもしなきゃ、お客さまを取られちゃう。なんてことが起きます。
結局は、全て単価を下げることで競争していくしかない状態なのがイマの美容師業界です。
だから、利益が少なくなって長く続けることが出来ないんですよね。
まとめ
競争が激化している、美容師業界。価格を下げることで競争している。
あと数年~１０年間で美容室の数は大幅に減少することが予想される。
美容師として職がなくなることはない。しかし続けることが非常に難しい業界でもある。
＊美容師ってカッコよさそう
＊資格あるし安定してそう
＊なんとなく美容師かなー
というレベルで目指すと、１００％辞めるので注意した方が良いぞ。
次回、【コンビニの約４．３倍！？美容師業界が抱える２つの問題。２つめ】もお楽しみに！
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