HAIRSTYLISTヘアスタイリスト(美容師)専攻

美容師免許

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美容師になる為に必要な免許です。一般的に厚生労働大臣認可の美容師養成施設指定校にて受験資格を取得し、美容師国家試験に合格して厚生労働大臣が発行する美容師免許を取得していきます。

美容師免許の国家試験医つきましては、春と秋の年2回実施があり、内容は実技試験と筆記試験になります。実技試験と筆記試験の双方が受かって初めて合格ということになりますが、片方の合格の場合は、次に行われる国家試験で落ちた方が受かれば合格になります。しかし、万が一落ちてしまった場合は、その次は両方を受験しなければなりません。

国家試験科目は以下です。

筆記試験:関係法規・制度、衛生管理(公衆衛生・環境衛生・感染症、衛生管理技術)、美容保健(人体の構造及び機能、皮膚科学)、美容の物理・科学、美容理論実地試験:美容の基礎的技術(第1課題 カッティング、第2課題オールウェーブセッティング)、衛生上の取り扱い(身体・用具類の衛生状態及び衛生上の取扱い)
※平成28年度試験概要参考

ただし美容師試験は上記記載の通り、受験資格がないと受験できません。受験資格は美容学校にて所定の課程を修了した人となります。
所定の課程とは以下の通りです。

昼間課程 2年以上
夜間課程 2年以上
通信課程 3年以上

上記のように3つの課程があります。
昼間課程は通常の全日制学校と同様、昼間の時間帯に授業を行い、就業年数は2年となります。
夜間課程は一部の学校に限られますが、多くは夕方から始まり夜9時頃に終えるスタイルとなります。
通信課程は通信によるレポート提出と面接授業を行います。面接授業は、美容室にて従業している場合は300時間以上、美容室にて従事していない場合は600時間以上です。
学校によって若干異なってきますが、通信課程を行っている美容学校のほとんどは美容従事者を対象にしています。
通信課程の就学年数は3年間になります。入学期については従来は10月入学でしたが、平成22年から4月に入学できるようになりました。