FASHION ファッションカレッジ

ファッションスタイリング検定

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    検定

主催:日本ファッションスタイリスト協会

ファッションや美容、インテリアなど、人とモノのコーディネーション能力を要する場面で使える知識を学びます。

主観的(自分の好み)なものと言われる感性(センス)を、スタイリングの構成要素である人と物の「色・形・素材」を理論的に分析・分類し、情報を可視化し、目に見える形で感性(センス)を客観的に表現できるメソッドである『Styling Map』を習得する検定です。これにより学んだスキルは、ファッション・ヘアメイク・ネイル・ブライダルなど様々な分野で応用が可能です。

パーソナルカラーでは人が持つ「色」をベースに4シーズン(春・夏・秋・冬)に分析します。このパーソナルカラーの理論をベースに「Styling Map」は人やアイテムを大きく4つのテイスト(ブライトテイスト・アクアテイスト・アーステイスト・クリスタルテイスト)に分け、「色」「形」「素材(質感)」「スタイリングイメージキーワード」を当てはめて (分類して)いきます。

着る人、着るアイテムの要素や特徴を分析して、最適なファッションスタイリングづくりに活用できる考え方です。「似合う理由」「似合わない理由」を論理的に導きだし、的確なスタイリング提案をすることによって、プロとして必要なスキル「共感」「信頼」「コミュニケーション能力」が得られます。
(1)あらゆる目的や用途に応じたスタイリングの表現が可能
(2)可視化できることで感性を他者に正しく説明ができ共有や共感が得られる
(3)言葉や視覚でコミュニケーション力が身に付き、相手との信頼関係を築くことができる

ファッション業界を目指す人にとっては差別化できる知識として、スタイリストをはじめ販売員、VMD、企画職などといったプロの仕事において、説得力のあるスタイリング提案ができるスキルとして注目されています。

Styling Map4つのテイスト

Styling Map4つのテイスト

≪試験内容≫

ジュニアレベル ※知る

■レベル
スタイリングとStyling Mapの基礎知識

■検定内容
筆記試験40分
課題
・各業種に合わせて写真切り抜き)、人の分析(1名)

プレイヤーレベル ※できる、使える

■レベル
思考、行動パターンを行かした接客スキル
デザイン画でスタイリング提案
多数の人の分析・分類

■検定内容
筆記試験60分
課題
・各テイストのモデル探し
→トータル分析スタイリング提案レポート、トータルスタイリングダイジェスト(データ提出)

マスターレベル ※教える、研究する、企画する

■レベル
Styling Map指導
Styling Mapを生かしたスタイリング研究
Styling Mapビジネス企画

■検定内容
筆記試験90分、面接、模擬セミナー
課題
・研究発表、ビジネス企画書

例えば、こんな仕事に生かせます。

■スタイリスト
ファッションショーやTV、雑誌、カタログなどの衣装スタイリングをする仕事です。クライアントのニーズを表現する力、ファッションセンス、トレンド感度、対人関係スキル、細かい気配りなど多くの能力が必要とされます。

■ファッションアドバイザー(ショップスタッフ・販売員)
現場の最前線に立ち、ブランドや商品の魅力をお客様に提案する仕事です。単なる販売の仕事ではなく、商品知識、コーディネート技術、接客スキル、店舗管理、店舗演出(VMD)などの知識も必要です。

■VMD
お客様にとって買いやすい環境を提供するための、売り場作りの専門家のことです。そのブランドのイメージを視覚的にわかりやすく伝え、かつ魅力的に見せるための店内デザインが主な仕事です。内装をはじめ、照明や小物使いで世界観をつくり、レイアウトやディスプレイ、POPなどで魅せ方をつくります。高度なコーディネイトセンスとプレゼン能力が求められます。

■バイヤー
コンセプトや戦略に基づき、商品の仕入れ(バイイング)業務を行う仕事です。的確な商品を見極める目はもちろん、マーケット予測、トレンド知識、計数管理、在庫管理などの知識なども求められます。

■プレス
ファッション業界では広報担当スタッフのことをプレスと呼びます。広報とは一般的に自社の新商品に関する情報をメディアを通じて消費者に発信していく仕事です。ファッションの知識はもちろんのこと、経営知識や対人関係のスキル、マーケティングや販売促進の知識なども必要です。

■ファッションプロデューサー
ブランドの総括責任者のことで、主に、コンセプトを考え、イメージし、世の中に商品を出します。企画やプレス、販売において責任を負う職業です。トレンド知識、生産管理知識、計数知識が必要です。また、企画やプレスの役割において、分析能力も重要。さらに、責任総括者として、そのブランド全体をマネジメントする高い能力が求められます。

■デザイナー
マーケットや消費者の動向を正確に捉えて、多くの人が必要としているファッションを提供していく力が求められる仕事です。ファッションセンスとデッサン力、情報収集能力が必要。モノづくりの仕組みを知り、生地や型紙、縫製知識も重要なポイントになります。

インターネット・スマホの普及により、たくさんの情報が身の回りに溢れています。多くの情報を得、多くの選択肢を持ち、消費者の知識も高まっている今、誰でも入手できる情報ではなく、信頼性の高いプロフェッショナルな知識・技術・経験を生かした、それぞれの個性に合わせたオリジナリティーのあるスタイリング提案が求められています。

消費者のファッション感性は進化し、衣食住を含めたトータルなライフスタイル提案が求められている今、このStyling Mapの知識・スキルはあらゆる場面で活躍の場が広がっています。

総合学園ヒューマンアカデミーはF.S.A Styling Map検定認定校です。

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