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手軽にできる! おすすめの発声練習方法3選
発声練習と聞くと、スタジオに籠もってじっくり取り組んでいる光景を想像する人も多いようですが……実はわざわざスタジオに行かなくても、自宅や学校でできる発声練習法があります。今回は、発声練習の準備から、手軽にできる発声練習を紹介していきます。
数分あればいつでも発声練習ができる
以下に紹介する発声練習法は、すべて無料かつ手軽にできます。できれば以下3つの方法を全て身につけて、トレーニングのルーチンワークにすることをオススメします。
事前準備
姿勢について
始める前には十分にリラックスしてください。余分な力が入っていると喉が硬くなるからです。そして、猫背にならないように姿勢を正しましょう。カベを使ってまっすぐ立ち、アゴを軽く引きましょう。
腹式呼吸について
発声練習をするときは必ず腹式呼吸で行います。腹式呼吸といっても、お腹だけを使って呼吸をするのではなく、身体全体で呼吸し発声するイメージで行いましょう。
発声練習1:リップロール
まずは唇を振動させる
唇を閉じ、全身を脱力させましょう。特に肩・喉・唇にはいっさい力を込めないように意識しましょう。その状態で息を吹き出すと、唇がプルプルプルと振動するはずです。これがリップロールです。コツをつかめば、長時間リップロールをし続けることができると思います。
様々な声を出す
次に、リップロールを行いつつ声を出してみましょう。高音から低音まで様々な音を出してみて、♪ドレミファソラシドと歌ってみたり、ハミングのようにメロディーを口ずさんでみたりしましょう。
少しずつアゴを下げる
完全にアゴを閉じた状態から、少しずつアゴを下げて(口を開いて)、「オー」と発音してみましょう(母音がオであればコやソなど何でも可)。この状態でリップロールを行うのは難しいかもしれませんが、脱力を忘れず、何度もトライすればできるはずです。
「オー」と発音しているときの喉は開いており、理想的な発生ができています。何度もくり返してその感覚を身につけましょう。
発声練習2:ハミング
ハミングは、歌や演技を始める前のウォーミングアップとしても最適です。もちろん優秀な発声練習法でもあります。ハミングを行うときは、全身を脱力させ、基本的には口を閉じて行います。高音を発声する場合、喉が閉まってしまうことがあるので、そのときはアゴをやや上げ、口を軽く開けて行いましょう。
楽譜を見たり、楽曲に合わせたりして、ハミングしてみるのも良いでしょう。ウォーミングアップ用の曲、トレーニング用の曲などを用意すると、楽しく練習ができますよね。
発声練習3:小説や台本を朗読する
小説や台本の朗読もオススメです。ただし、やはり声優のサガなのか(?)、小説や台本を読んでいると、演技に力が入ってしまいがちですよね。けれどあくまでも発声練習ですから、通常よりもゆっくりのスピードで、音に注意しながら、1フレーズごとにしっかりと発声しましょう。なによりも脱力を忘れないでくださいね。リップロールやハミングを行った後に仕上げとして朗読するのがオススメです。
なによりも脱力が大事
発声練習の方法はさまざまですが、すべてに共通するのは「脱力が大切」ということです。リラックスした状態で行うことを忘れず、練習に夢中になりすぎて喉を痛めないように気をつけてくださいね。
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