俳優の仕事を知ろう!

俳優のお仕事紹介

テレビや舞台などで役を演じ、人を惹きつける俳優。人に感動を与えたり、勇気を与えたり、やりがいのある仕事です。それでは、実際俳優はどのような仕事でどのような人物が求められるのでしょうか。俳優の仕事についてみてみましょう。


俳優とは?

俳優とは、テレビドラマや映画、そして舞台などで役者として役を演じる職業のことです。まず、俳優の仕事はオーディションを受けることから始まります。オーディションは作品ごとに設けられており、映画監督などが脚本に合った人物を見つけるのに重要な場所です。
そしてオーディションを受けて起用されれば、読み合わせで雰囲気を掴み、本番という流れになります。しかし、映画やドラマ、舞台では少し流れが異なり、映像作品は撮り直しがきくためいきなり本番を行いますが、舞台は長い練習を経て本番になることがほとんどです。また、舞台は映画などと異なり、同じ作品を何か月にもわたって演じることになります。
基本的に俳優は、脚本の中の人物を演じるという職業になりますが、単に自分の思い描いたものを演じるのではなく、監督や演出家の求める人物を演じなければなりません。


俳優になるには?(必要な資格・スキル)

俳優になるには、劇団や芸能事務所に採用されて仕事につくのが一般的です。こうした働き先では、芸能関係の養成所や専門学校卒業者が多く働いています。また、中には芸能事務所からスカウトされて俳優になるというケースもあります。
俳優になるのに必要な資格はありません。資格というよりは、演技力のセンスが問われる仕事です。そのため、スカウトやタレントなどからの転身でない限り、養成所や専門学校で演技力の基礎をつけてからなるのがオーソドックス。
また、俳優にもいくつかの種類があり、歌やダンスも行うミュージカル俳優や殺陣(たて)やスタントを行うアクション俳優などは演技力にプラスした技術が必要です。さらに言うと、映像と舞台というだけでも、見せ方は変わってきます。自分がどういった分野の俳優になりたいかによって、力を入れるべきスキルは変わってくるのです。


俳優の年収は?

俳優の年収はさまざまで、所属する事務所によっても変わりますし、出演する本数や役柄によっても変わってきます。そのためアルバイトなどをしないと生計を立てられないケースもあれば、何千万、何億クラスを稼ぎ出す俳優も。大手の劇団などは月給制にしているところもあり、初任給17万円程度、年収200~1000万円ほどと安定した収入を得られるケースもあります。


俳優の求められる人物像は?

演技力はもちろんのことですが、俳優として求められるのはキラッと光る個性です。オーディションでは多数の応募の中から、自分をアピールし、勝ち残っていかなくてはなりません。そのため、他とは違う個性は俳優として活動していくための武器になるのです。
次に、コミュニケーション能力。いくら優れた演技力があっても、なにかしらのパイプがないと仕事は回ってはきません。パイプや人脈をつくるためにも、高いコミュニケーション能力が求められるのです。



    

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