【デザイン】デザインカレッジ入学前事前授業③
- デザインカレッジ
2012年12月24日(月)
「紙のエンボス加工」
デザインの表現では素材の特性を知ることは大切。
今回は素材の持つ「塑性(そせい)変形」という特性に注目しました。
曲げたり押しても戻る性質は「弾性」。
これに対して変形させると戻らずに変形させた形が維持されるのが「塑性(そせい)」。
圧力をかけると伸びる性質のある紙の塑性(そせい)変形を使って、
「エンボス(浮き彫り)」の作品を作りました。
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材料によって様々な加工がされており、
切ったり削ったりすることなく、
押したり引いたりして目的の形にする塑性加工という加工があります!
この塑性変形を利用した加工なのです。
“塑”という漢字になじみがない方が多いと思います。
この漢字は、月が満ち欠けして形を変えるように、
土 (粘土) をこねて形を変えることを意味しているんです。
塑性のことを英語では plasticity といいます。
合成樹脂をプラスチック (plastics) とも呼んでいますが、
合成樹脂は形を変えるのがとても容易なことに由来しています。
ちなみに塑性と対称的な用語の“弾性 (elasticity)”は、
英語では、頭文字pとeが違うだけです。
弾性とは、力を取り除くと元の形に戻る性質のことなので、
英語も対象になってるんですね!
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①自分の名前(ニックネーム)をアルファベットでデザイン
③別の紙をあてて圧力をかけ変形させる
今回は事前授業3回目で、授業後には、 毎年恒例!在校生企画のクリスマス会!
も開催され、みなさん楽しんでました~^m^ ^m^ ^m^ ^m^
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そして、デザインカレッジの授業で、
クリスマスツリーの制作の授業もありました!
一部ですが、ご紹介します♪
上記作品以外にも、商店舗に飾られる設定のクリスマスツリーが
別館5階エレベーター横に
展示されていますので、ぜひぜひぜひぜひご覧ください♪♪♪
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